この言葉が放つ真意を『38の黄金律』の視点から読み解いてみよう
運営者
考察
不幸であり、鬱屈としていて、虚無を覚えることになり、埋没している。つまり、幸福ではなく、真の快楽もなく、充足に満ち足りておらず、捻出出来ていない。刹那的なのだ。建設的ではない。普通、建設しているならわかっている。明日、自分が何をするかということを。そうして一歩ずつ、確実に建設をしていくのだから。
しかし、その対極にいる刹那的な人間は、毎日の人生を浪費している。私がそういう人間の代表だったから強く言えるのだ。そう。私こそは冒頭に書いた心理的状態にあった人間の、代表的な存在だったのである。しかし、私は『根暗じゃない』ことが不幸中の幸いだった。プライドもあった。その事実を隠蔽しなかったのだ。蓋をして、見て見ぬフリをしていることに気づいた。そして気づいたとたんに、プライドがそれを許さなかった。そして建設を始めた。
ルソーは言った。
私はたった一度の人生の、建設を始めたのだ。失うものはあった。そりゃあそうだろう。ジュースを買う時、自動販売機に入れるのは小銭だ。何かを得るとき、その代償を払うことは当然。たった一度の人生というこのリソース(資源)を、どう使うことが、最も悔いが残らないだろうか。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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