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ゴア王国の貴族と娘『ねぇお父様…ゴミ山の人達は どうして人間じゃないの?』

私が『成功者』などと浅はかに口をする人間を嫌う理由は、今回のようなテーマを通して考えた時に全て明るみに出る。私は、血気盛んな時代から、『大金を稼ぐ』ことは念頭に置いていても、『成功者』とか、『勝ち組』になるとは、思っていなかった。周りや世の中で散々、そういうことが唄われていたのにである。思考を”広く”、そして”深く”、内省をすれば自ずとその壁にぶつかるのだ。

 

『勝つ?勝つって、誰に勝つんだ?自分が勝つべきなのは、誰なんだ?地元のガキ大将?それに勝って満足するなんて、自分はそんなにちっぽけな存在なのか?それとも敵?東京の敵?日本の敵?世界の敵?ていうか、敵って誰なんだ?敵なんているのか?いたとして、それを倒せば何か変わるのか?また次の敵は現れないか?それが本当の敵だと、どうして確信できるんだ?…

 

発展途上国の人達は何を考えて生きているだろうか。皇族の人間には頭を下げなければならないのだろうか。武器の前には屈し、金の問題では躍起になり、どのみち尽きる、この命。この世の格差や矛盾、理不尽や罪を解決できないで、どうして自分だけ『勝ち組』だと胸を張って死ねるのだろうか。政治家や医者や弁護士は、職業的に見たら、一目置かれるモデルだ。仕事としても、とても立派。さぞかし志高き人間が、自らの正義の名のもとに、努力を積み重ね、勝ちとるのだ。

 

だが彼らは現実を知る。救えない命、問われる倫理、貫けない正義、それら”犠牲”を目の当たりにして、彼らは本当に自分のことを『成功者』だと思うのだろうか。できないな。『勝者』や『成功者』になんて、なれないな。』

 

 

なれるとか言ったり、それを目指している様な奴に言いたい。『成功者』って、何?

 

『ねぇお父様…ゴミ山の人達は どうして人間じゃないの?なぜ燃やされてしまうの?』

『こういう事を”自業自得”と言うんだよ考えてごらん彼らが貴族に生まれて来なかったのがいけないんじゃないか』

『ほんとだ!貴族に生まれてくればよかったのにね~!ばかね!』

 

17歳の時、私が自らの内省で導き出した答えがある。そしてその答えは、いまだに変わることは無い。だがそれは今回は書かない。書かなくてもこのSTROMG WORDが、十分すぎるほど、考えさせてくれるはずだ。

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。