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鷹の目『猛ける己が心力挿して この剣を超えてみよ!!』

前回、前々回の記事で、『馬鹿』を馬鹿にするようなことを書いたが、世の中の馬鹿の中で、『ずば抜けた馬鹿』は、少し例外になる。『バカと天才は紙一重』とはイタリアの精神学者チェーザレ・ロンブローゾが自身の著書、『天才論』において説いた、『天才と狂人は紙一重』から来ているが、世の『天才』と言われた人間にはとかく、凡人から見て非常識な人格を持ち合わせていることが多い。エジソンは小学校をたった3ヶ月で落ちこぼれ、ナポレオンは癇癪持ち、ゴッホは自分の耳を切り落としたという話さえある。

 

馬鹿と天才の見極め方だが、自分の周りにいる『バカ』が、人生の最後までその姿勢を貫こうとしたのなら、もしかしたら彼は、そもそもどこかの人間、それも凡人達が掲げた『常識』などということも含めた、儚い運命という人生の固定観念なんかに左右されない、心に決めた一本の槍を貫き通そうとする、崇高な心力(精神)の持ち主なのかもしれない。

 

『我が名ジュラキュール・ミホーク!!貴様が死ぬにはまだ早いおれは 先 幾年月でもこの最強の座にて貴様を待つ!!猛ける己が心力挿して この剣を超えてみよ!!このおれを超えてみよ ロロノア!!!』

 

この場合、鷹の目が本物だったのか。ゾロが本物だったのか。全てを見守ったルフィか。あるいは、その場にいた全員か。一つだけハッキリしているのは、『本物が、本物を連鎖する』ということ。もし、自分の人生を、本物に出会って、本物に触れ合い、感動的な本物の人生にしたいのなら、自分の心に、命の終わりまで貫き通す、一本の槍を抱えるべきである。そうすれば、『偽物』は寄ってこない。私は、これをよく理解しているつもりだ。

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。