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ゲンゾウ『我々はこれから 精一杯生きようと思う』

私が以前経営していた会社のHPには、こう書いていた。

 

人生は、楽しまなければなりません。なぜなら人生は、有限だからです。いずれ消えゆく“儚い運命”ならば、楽しまなければ虚しすぎます。不治の病に悔やむこともあるでしょう、不慮の事故に悲しむこともあるでしょう、 不可避の天災に打ち砕かれることもあるでしょう。しかし、人生とはそういうものです。順風満帆、息災延命に生きる人々でさえも、生まれた時から“死”とは常に隣り合わせなのです。ですが、だからと言ってそれが目を逸らし、くよくよと下を向く理由にはなりません。むしろ、有限だからこそ、前を向いてしっかりこの人生を“楽しむ”べきではないでしょうか。

 

 

ある国には『現世で苦労した分だけ来世で楽ができる、報われる』と考え、日々修業に勤しむ人生の概念もあります。しかし、 やはり人間は、現世だろうが来世だろうが、人生を楽しむために、生きているのです。『楽をする』とは言っていません。『楽をする』のと『楽しのとでは意味が全く違います。もちろん、自分だけでなく、全ての人が楽しい人生を送らなければなりません。そして当然、現世だけの人間だけではなく、私達の子孫もその対象です。

 

 

全ての人が『楽しむ』ためには、“努力”が必要です。“覚悟”が必要です。“理性”が必要です。『試練』、『問題』から目をそらさず乗り越えていく、“勇気”が、そして“愛”が、必要です。大切な人間関係や、地球に迷惑をかけて好き勝手なことをして『楽しい』と思っているのであれば、それは『楽(現実逃避)』をしている。

 

 

私達人間は、ここを無視して本当の意味で楽しむことなど、できないのです。逃げず、誤魔化さず、人間が生きていく上で起こる様々な『問題』と向き合っていくことが、人生を楽しむことにつながっているのではないでしょうか。”儚い”からこそ、“尊い”。夜空に打ち上げられて華麗に咲き散る大花火は、一瞬で“儚い”からこそ、”尊い”。この“儚い人生”を、“尊い生命”だと思えるような、そんな生き方をしなければなりません。…楽しむ前に亡くなってしまった人?なぜそう決めつけるのかはわかりませんが、もしそういう人がいたとしても、彼らは私達に、”命の尊さ”を教えてくれた、恩師です。 彼らの死を無駄にしないためにも、彼らに感謝し、彼らの分まで前を向いて生きていかなければなりません。

 

 

『我々はこれから 精一杯生きようと思うあまりにも多くの犠牲の上に立ってしまっただからこそ精一杯バカみたいにな…笑ってやろうと思うのだ…!!!』

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。