名言を自分のものにする

広告

名言

 

 

 >  >  >

 

ジャン・パウル『大文字ばかりで印刷された書物は読みにくい。日曜日ばかりの人生もそれと同じだ。』

ジャン・パウル


ドイツ作家 ジャン・パウル画像

 

名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!



 

 

考察


私がこの言葉に出会ったのは20歳前後の頃だが、この言葉の意味に気づいたのは、14歳前後の頃だった。私はそれを『夏休みの違和感』と名づけ、その後、しばらくその原因の究明について頭を悩ませた。

 

しかし、悩ませたと言っても本格的に悩んだのは20歳を超えてからである。それまでは、自分の身にあった信仰についての問題で頭がいっぱいで、ショートし、パンクし、思考を放棄する日々を送っていたのだ。

 

信仰

 

14歳の頃、私は中学校をサボるようになった。最初は最高に楽しかった。何しろ、家庭では宗教、学校では興味のない勉強を強要されていたのだ。そこから解放された喜びは、それはそれは感極まるものがあった。

 

そういう生活が1か月、2か月と経った。数か月ぐらい経った時だろうか。何だかその日常が、退屈になってきたのだ。これは一体どういうことだろうか。これ以上、どこに自由があるというのだろうか。 私がその後したことは割愛させて頂く。

 

ある日、夏休みになった。芝生に寝転がりながら彼らを横目で眺める。皆、楽しそうにしている。夏休みの計画を立てているのだ。その時、私の心は妙な違和感を覚えた。

(ん?なんだろう。この感じ。つまんねえな。え、夏休みって、こんな感じだったっけ。)

 

私は毎日が夏休みだったから、もはや夏休みは私にとって楽しいものではなかったのだ。そして後になって私は、この問題が極めて重要なテーマだったことを知るのだ。

 

piero

 

それから私は、『バスケや剣道といった激しい運動の後に飲むスポーツドリンク』や、『ジムで運動した後に食べる食事やウーロン茶』がなぜここまで美味しいのか?という疑問をとっかかりにし、時間をかけて少しずつこの問題を紐解いていった。

 

その後、こういう専門用語や概念を知った。

 

ラチェット効果』。これは例えば、一度上がってしまった水準を忘れられず収入が下がっても、かつての贅沢三昧の時代と同じ支出をしてしまう現象である、

 

限界効用の逓減』。これは例えば、仕事終わりのビールは美味いが、二杯目、三杯目と味が落ちていく現象のことである。

 

そして、死んだ父親が好きだったということで見ざるを得なかった、聖書の『伝道者の書 5章』にはこうあった。

 

『見よ。

 

私がよいと見たこと、好ましいことは、神がその人に許されるいのちの日数の間、日の下で骨折るすべての労苦のうちに、しあわせを見つけて、食べたり飲んだりすることだ。これが人の受ける分なのだ。

 

実に神はすべての人間に富と財宝を与え、これを楽しむことを許し、自分の受ける分を受け、自分の労苦を喜ぶようにされた。これこそが神の賜物である。

 

こういう人は、自分の生涯のことをくよくよ思わない。神が彼の心を喜びで満たされるからだ。』

 

聖書

 

また、 プロスペクト理論などでノーベル経済学賞を受賞した、ダニエル・カーネマンはこう言っていた。

『効用の最大化をするには、ある手順を踏まなければならない』

 

つまり、『100万円』は、ただそれだけには何の価値もない。お金に飢えている人には幸福の材料だが、お金を掃いて捨てるほど持っている人や、お金の全く通用しない環境では、その価値は著しく落ちる。

 

『水』もそうだ。砂漠で水に飢えている人はオアシスを『神の奇跡』だと崇めるが、都会の町中で川や池を見つけても、多くの人は足も止めない。『汚い』と思う人もいるだろう。

 

砂漠

 

もうわかっただろうか。私はおよそ15年の年月と、波乱万丈な半生を通して、『夏休みの違和感』の原因を究明したのだ。ジャン・パウル曰くそれは、日曜日ばかりの人生を送ろうとした、私の無知が生んだ現象だったのである。

 

 

 

※この文章は全てオーナー独自の『名言を通した見解』です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

 

シェア

 

スポンサーリンク

 

著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)

 

『Inquiry.』のサイトオーナーとして知性あるつぶやきをするよう心がけます。また、1,000本の映画を観てきた人間として、最新映画の感想をネタバレなしでつぶやきます。

 

関連する黄金律

黄金律

この言葉に関連する『38の黄金律』。この名言と同じ的を射た他の名言があります。

 

 

 

13.『自分の命を最も躍動させる為には、『働く』必要がある。

疑うなら、試しに好きな食べ物を一年間三食連続で食べてみるといい。なぜ『飽きてしまう』のか。そこにカギがある。


>>続きを見る

 

 

関連する記事

黄金律

『多くの80%側にいる人は、20%側に憧れを抱いているくせに、居心地の良さは80%側の人生に置いてしまっている。』

 

黄金律

『二流以下の人間は、自分の知識を自分を守る盾に使おうとするが、一流の人間はその盾で自分よりも真実を守る。』

 

黄金律

『人間の知性の高さと器の大きさは、受け入れなければならない事実に直面した時の、受け入れる時間の長さに反比例する。』

 

黄金律

『ナスカの地上絵が上空からしか認識できないように、上に行かなければ見えない景色がある。そしてその逆も然りだ。』

 

 

 

ジャン・パウル『大文字ばかりで印刷された書物は読みにくい。日曜日ばかりの人生もそれと同じだ。』


スポンサーリンク

 

当サイト最重要記事

黄金律

8,000の名言から浮かび上がった38の黄金律』

 

黄金律

『8,000の名言から浮かび上がった54の言葉』

 

 

偉人の名前や名言を検索

 

おすすめ関連記事

 

 

↑ページの上部へ

 

同じ人物の名言


『人生は一冊の書物によく似ている。愚かな者はそれをパラパラとめくっているが、賢い者はそれを念入りに読む。なぜなら彼は、ただ一度しかそれを読めないことを、知っているからだ。』

 

『貧困と希望は母と娘である。娘と付き合っていると母のほうを忘れる。』

 

『文は人なり』

 

『老人の上機嫌ほど美しいものはない』

 

『父親が子供に語ることは世間には聞こえないが、彼の子孫には聞こえる』

 

『称讃された時ではなく、叱責された時に謙虚さを失わない者こそ真に謙譲な人間である』

 

『われわれが追い出されずにすむ唯一の楽園は思い出である』

 

『地上の生活においては、一年々々はまさに短いものである。年齢などはもっと短いし、人の一生ときたら、この上なく短い。しかし、その日その日は長いものである。刻一刻はもっと長いものだし、瞬間というものは往々にして、永遠に等しい』

 

『常に謙虚であるならば、褒められたときも、けなされたときにも間違いをしない。』

 



広告

 

↑ PAGE TOP