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キリスト『金持ちは豊かではない』(超訳)

キリスト教の礎 イエス・キリスト

内省

この話を理解することが出来る人は、本当に深遠な人生を生きる人のみである。後の人は、斜に構えてこの話を受け止め、真正面から受け入れる勇気がない人間だ。だが、こうも偉そうに言う私はというとどうだろうか。いや、私はこの話は理解できる。嘘ではない。きれいごとではない。

 

私は幼少期、従兄弟と祖母が聞いている車内で、

 

なんでお金はあるの?お金なんてなくても、百姓さんが米を作って、八百屋さんが魚を売って、みんなで協力すればお金なんていらないじゃん。

 

という質問をし、その場でのそれに対する返答は、同い年の従兄弟は子供だから、

いやいやいや、お金がなきゃダメに決まってんじゃん。

従兄弟

 

などという根拠のないことを言い、祖母は聞かなかったフリをした。あの時に、あの私の純粋な質問に対し、的確な答えを、大人である祖母が答えてくれたのであれば、私はその後の人生で、お金に対する考え方が、歪曲しなかったかもしれない。

 

それから確かに一度は拝金的に生きたこともあった。しかし、思い知ったのだ。いや、思い出したのだ。あの頃の葛藤を。あの頃の純粋な、気持ちを。私は今でも思う。お金なんて、なぜあるんだ?人は、愚かである。

 

 

注意

※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、運営者が独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

参照文献

聖書

ヨハネの黙示録 第3章。

関連する『黄金律

『お金を稼ぐことは、良いのか。それとも悪いのか。』

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