偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
中国の王陽明が『知行合一』と言ったが、その意味は、『知っていても、行動に移さなければ、それは『知っている』ことにはならない』ということである。知識・見識・胆識と言うが、『知っている状態』だけが『知識』、『それが真の知識かを見極める』のが『見識』、そして、『だとしたらそれを実行しなければならない』と言って本当に実行するのが『胆識』。
やはり、これらのことを考えても、『単に知っているだけ』というのは、あまり『知っている』ことにはならなさそうである。
ソクラテスは言った。
人間なんて、皆馬鹿ではないのだ。ただそれらを、適切な時に、適切な分だけ、適切に行動するということが難しく、それが出来る人間だけが、いわゆる『天才』だとして評価されるのであり、本当はみんなだってダイヤモンドの価値を持っているのだ。その原石を、しっかりと『宝石』にまで磨き上げる努力を、今日も明日も続けたい。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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絶望名人部下
『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
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もう一つの内省
知っているつもりであっても、実際に行動に移していなければ、周りからは知らないんじゃないか、と思われていてもしかたがない。それは、行動しないのだから想像はできたとしても実際にどっちなのかはわかるはずがない。これと同じで、考えていることなども頭の中で思っているだけでは相手には一生伝わることはない。このことを本当に理解できているのであれば、話すことが苦手な自分であっても今はなかなかできていない、話すこと=行動、と考えながら行動することを意識していくことが大事になっていく。