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イチロー『できるはずのことができないからこそ、歯がゆいし、悔しいんです。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

『僕は常に戦っています。苦しいのは当たり前だし、それもメジャーで野球をやる楽しみのひとつなのかもしれません。一番苦しいと感じるのは、できるのにできないということ。相手にやられて、とてもそんなことはできないと思えるのなら、まだいいんです。それは自分の力のなさですから、もうしょうがない。でも、できるはずのことができないからこそ、歯がゆいし、悔しいんです。』

 

 

ここで考えられるのは、2つ。人間が、『悔しい』と思えるなら、それは自分にまだ『伸びしろがある』ということの証拠だ。だとしたらそれは逆に『チャンス』。その部分を死に物狂いで努力して引き延ばせば、そこに手が届くかもしれない。そう考えると、向上心の高い人間にとっては、ワクワクする話だ。

 

もう一つは、老後の話である。自分を支配して、何でも思い通りにしてきた、という人は、老後になって、とても苦労をするだろう。事実私の祖母がそうだ。私の祖母は、幼い記憶では優しい祖母だったが、大人になって接してみると、正直ただの、『傲慢ババア』に見えるときがある。母曰く、

 

何でもやれてきたから。それが逆に、出来なくなってきて、歯痒いんだと思う。

 

この両面から目を逸らさないようにしたい。

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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絶望名人部下

『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。

 

もう一つの内省

できると頭で考えていても実際にできなかった時、何が原因になっているのかを理解しなければいけない。

自分の場合、自分の弱さに負けてできるはずの事ができないことが多い。

どんな状況であっても自分自身に負けない意識を持つことが必要になる。

 

MEMO

2023年6月から、名言の内省に彼の内省文を載せていきます。ちなみに彼は現在、私がこれらの文章を書いた『10年後』の年齢です。

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『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』

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