偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
こう簡単に言うが、これが簡単に出来る人間は少ない。何しろ、いたら『成功』しているからだ。私はあまり成功という言葉が好きではないが、お金を手に入れるだとか、生活を確立させるとか、ゴールテープを切るとか、ダイエットするだとか、とにかくこの世を生きていると『成功(達成)』しなければならない問題があって、それを達成すれば『成功』になるのだから、だとしたらその言葉を使わなければならない。
しかし、ここでいう『成功者』とは、『パレートの法則』で言えば、20%だ。『流れに乗る』、それだけではなく『変化を先取りする』ことが出来る者など、まさに限られた人間だけである。それをサラッと言う鈴木敏文の意識には、完全に成功者意識が染みついているだろう。
小津安二郎は言った。
流れに乗り、変化を追うことに屈辱を覚える人間もいるだろう。(なぜ俺が周りに合わせなければいけないんだ)という感情が湧き上がる人は、自尊心が高い人間だ。しかし、小津安二郎の言うように、そのことに対する心を整えることで、見えて来るものがある。別に、流行に合わせ、流れに乗ったところで、自分の本質は失われないのだ。そこまで整ったら、後はドンドン追うだけだ。そうすればまるで、『透明の龍』の背に乗って、縦横無尽にこの世の荒波を駆け巡るイメージで、大きなうねりを捻出することが出来るはずだ。自分を曲げられない人ほど、龍の扱いは上手い。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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