偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
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考察
世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、同社の会長兼CEOを務めるバフェット。一時はあのビル・ゲイツを抜いて世界一の長者に輝いたこともある、大富豪である。彼と昼食を共にできる権利は慈善オークションに掛けられ、過去最高額となる262万6311ドル(約2億4000万円)で 落札されたこともある。バフェットの妻は言う。
見る目が無ければ投資など出来ない。バフェットは、
『世の中には、意思決定を下せる人と下せない人が存在する。そして意思決定を下せる人はリーダーとなり、下せない人はリーダーのあとについていく。』
と言い、更にこう続けている。
『意思決定の中には必ず判断ミスが含まれる。』
人間は神ではない。ミスをすることは当然なのだ。だが、だからといってそれに臆することなく意思決定を続けなければならない。それは、責務ある限り永久に続けなければならない。それがリーダーであり、人の上に立つ人間の役目、責任、持つべき心構えだ。意思決定から逃げるのではなく、ミスから逃げるのでもなく、ミスをしても屈さない、不撓不屈の精神が求められるのだ。未踏未達のミッションに挑戦して、一発目で成功することなど、あるわけがないだろう。
当たり前なのだ。それは、挑戦している証である。スーパーコンピューターを開発した天才設計技師のシーモア・クレイは、『あなたはほかの技師たちとどこが違うのか』と問われたとき、こう答えたという。
『失敗を実験過程の一部として受け入れる心構えだ。ほかの技師たちが三度で断念する試行を、自分はうまくいくまで100回でも繰り返している。』
ダイソンは5126回、エジソンは1万回だ。というか、科学者や発明家からすれば仮説と検証の繰り返しは当たり前なので、あまり大げさに取り上げる必要もない。ごく普通に、そういうものなのだと、理解するべきである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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