『ヒト』を最適化しよう。

『哀愁・虚無』編!1,000本以上の映画を観て決めたおすすめ映画ランキング!

うろ覚えの時期から数えて、およそ30年。そして、毎週映画館へ行く生活を送るようになり、もうすぐ15年の時間が過ぎようとしています。1,000作品以上の映画を観てきた私が、映画を観た後『哀愁』を覚えたり、あるいは『虚無』を覚えた映画をご紹介します!

 

注意
一応一番上が『一位』ということにしますが、人はどうしても最近見た映画に熱が入ります。つまり、古い映画はそれだけの理由で下位にランキングされるので、下位にあるからといって侮れません。

哀愁編

『グラン・トリノ』

見慣れないベトナム人や、態度の悪い老人、そしてその老人を煙たがるその家族。最初の掴みとしては、あまり印象が良くない。だが、それすらも演出。この映画に無駄な時間は存在しないのだ。人はどう生き、どう死ぬべきか。

 

監督 クリント・イーストウッド
脚本 ニック・シェンク
原案 デヴィッド・ジョハンソン
ニック・シェンク
製作 クリント・イーストウッド
ビル・ガーバー
ロバート・ロレンツ
製作総指揮 ジェネット・カーン
ティム・ムーア
アダム・リッチマン
出演者 クリント・イーストウッド
参考 グラン・トリノyoutube

 

戦場のメリークリスマス』

『Merry Christmas Mr.Lawrence』。繊細な人間の心の隅々に染み渡るこの曲は、あるとないとでは、その作品の価値に天と地の差が出る。そして、この映画が他の戦争映画と一味違うところは、ラスト10分の次のセリフが存在するところである。

 

 

Mr.ロレンス

あなたは犠牲者なのだ。かつてのあなたやヨノイ大尉のように、自分は正しいと信じていた人々の。…もちろん正しい者などどこにもいない。

 

 

監督 大島渚
脚本 大島渚
ポール・メイヤーズバーグ
原作 ローレンス・ヴァン・デル・ポスト
製作 ジェレミー・トーマス
出演者 デヴィッド・ボウイ
坂本龍一
ビートたけし
トム・コンティ
参考 戦場のメリークリスマスyoutube

 

HANA-BI』

自分が同じ状況になったことを想像して観る必要がある。『こういう人生があってもいいのか』という疑問を真剣に考える必要がある。

 

監督 北野武
脚本 北野武
製作 森昌行
鍋島寿夫
吉田多喜男
出演者 ビートたけし
岸本加世子
大杉漣
寺島進
音楽 久石譲
参考 HANA-BIyoutube

 

『ジョーカー』

『バットマン』はすでに生誕してから80周年を迎えている。つまり、それだけすでに世界観が作りこまれているのである。しかもジョーカーはその中で特別な存在。圧倒的な悪のカリスマであり、『ドラゴンボール』で言えばフリーザのような存在だ。その存在感だけで多くの人の目を向けることができる。一朝一夕ではないのだ。積み上げてきたものが違うのである。

 

だが、260年積み上げた徳川時代が腐敗によって破綻したように、長く積み上げればいいというわけではない。どこかで誰かが気を緩め、その伝統を踏みにじる油断を見せるのであれば、すぐに淘汰される。それがこの世の常である。例えば、スーパーマンのせいかもしれないが、ベン・アフレックはバットマンの権威を少し下げてしまった。クリスチャン・ベールにカリスマ性があったことも原因の一つだろう。

 

しかし今回の映画はどうだ。なぜクリスチャン・ベールが作り上げたカリスマ・バットマンの味方をしてきたはずの我々が、彼の宿敵に同情してしまうのか。それがこの映画の魅力である。キャストを含めた関係者がどれだけキャラクターを愛し、リスペクトしているかは、映像から伝わってくるものなのだ。伝説のカリスマアウトロー『ジョーカー』の誕生秘話を見よ。

 

監督 トッド・フィリップス
脚本 トッド・フィリップス
スコット・シルヴァー
原作 ボブ・ケイン
(キャラクター創作)
ビル・フィンガー
(キャラクター創作)
ジェリー・ロビンソン
(キャラクター創作)
製作 トッド・フィリップス
ブラッドリー・クーパー
エマ・ティリンガー・コスコフ
製作総指揮 マイケル・E・ウスラン
ウォルター・ハマダ
アーロン・L・ギルバート
ジョセフ・ガーナー
リチャード・バラッタ
ブルース・バーマン
出演者 ホアキン・フェニックス
ロバート・デ・ニーロ
ザジー・ビーツ
フランセス・コンロイ
参考 『ジョーカー』youtube

 

『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』

シリーズのすべてが意識されているはずだが、それはやはり最初のこの作品の影響があまりにも大きかったからだ。ハッピーエンドを迎えた王女と、未来ある若き青年とは違う次元で行動するジャック・スパロウ。芸術家か、造園師か、はたまた魔術師か。一つ言えることは、彼が去ったその場所には花が咲き、見る者を魅了するドラマやロマンがあった。

 

もう行ってしまうのか…。

 

別れが名残惜しいキャラクターはそう多くはない。

 

監督 ゴア・ヴァービンスキー
脚本 テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
ジェイ・ウォルパート
原作 カリブの海賊(ディズニーパーク内にある、アトラクション)
製作 ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮 ポール・ディーソン
チャド・オマン
マイク・ステンソン
出演者 ジョニー・デップ
オーランド・ブルーム
キーラ・ナイトレイ
ジェフリー・ラッシュ

 

あなたへ』

口数が少なくてもここまで心に響いてくるものだろうか。高倉健の作品を映画館で観たのは、最初で最後となった。

 

監督 降旗康男
脚本 青島武
製作 市川南
平城隆司ほか
出演者 高倉健
田中裕子
佐藤浩市
草彅剛
余貴美子
綾瀬はるか
三浦貴大
大滝秀治
長塚京三
原田美枝子
浅野忠信
ビートたけし
参考 あなたへyoutube

 

『レオン』

名作映画だとは聞いていたが、まさか『本当に』名作映画だとは知らなった。脚本、音楽、俳優、どれも素晴らしい。危ないところだった。この映画を観ないで映画好きを語るところだった。映画館でエンドロールが流れても動けないときがある。これがその映画だ。

 

監督 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
製作 パトリス・ルドゥー
出演者 ジャン・レノ
ナタリー・ポートマン
ゲイリー・オールドマン
参考 『レオン』youtube

 

ラ・ラ・ランド』

この世界では往々にして、一夫多妻制も、一妻多夫制も取っていない。そういう国もあるが、そうじゃない国がほとんどだ。つまり、結婚相手は一人に絞らなければならない。それを決めるのも、往々にして一生に一度だけだ。そして、その制限の中に生まれる儚さこそが、『尊さ』を生み出す。この物語のように。

 

監督 デミアン・チャゼル
脚本 デミアン・チャゼル
製作 フレッド・バーガー
ジョーダン・ホロウィッツ
ゲイリー・ギルバート
マーク・プラット
製作総指揮 サッド・ラッキンビル
ジャスミン・マクグレイド
出演者 ライアン・ゴズリング
エマ・ストーン
ジョン・レジェンド
ローズマリー・デウィット
J・K・シモンズ
参考 ラ・ラ・ランドyoutube

 

ブラック・スワン』

この映画を『サイコホラー』と表現することが当たり前になっているようだが、私はこれをサイコホラーだと思わない。想像力を働かせ、彼女の立場になって考えるのだ。すると、彼女が立たされていた精神的な境地をとシンクロすることができる。『白鳥の湖』の音楽がこれほどまでに奥行きがあると感じるのは、この作品が最初で最後だろう。

 

監督 ダーレン・アロノフスキー
脚本 マーク・ヘイマン
アンドレス・ハインツ
ジョン・J・マクローリン
原案 アンドレス・ハインツ
製作 スコット・フランクリン
マイク・メダヴォイ
アーノルド・メッサー
ブライアン・オリヴァー
製作総指揮 ジョン・アヴネット
ブラッド・フィッシャー
ピーター・フラックマン
アリ・ハンデル
ジェニファー・ロス
リック・シュウォーツ
タイラー・トンプソン
デヴィッド・スウェイツ
出演者 ナタリー・ポートマン
ヴァンサン・カッセル
ミラ・クニス
参考 ブラック・スワンyoutube

 

シャッター・アイランド』

この映画を、単なる『精神異常者』の話で終わらせる人間は、まだまだこの人生の奥深さを知らない。『藁の楯』で、大沢たかお役のSPが『その小さな物語を信じなければ、生きていけなかった』と言ったが、ディカプリオが演じた彼もまた、並々ならない事情を抱えた人間だった。

 

監督 マーティン・スコセッシ
脚本 レータ・カログリディス
原作 デニス・ルヘイン
製作 マーティン・スコセッシ
ブラッドリー・J・フィッシャー
マイク・メダヴォイ
アーノルド・W・メッサー
製作総指揮 クリス・ブリガム
レータ・カログリディス
デニス・ルヘイン
ジャンニ・ヌナリ
ルイス・フィリップス
出演者 レオナルド・ディカプリオ
マーク・ラファロ
参考 シャッター・アイランドyoutube

 

バケモノの子』

『真の愛』とは、『与える』ことだ。『奪う』ものでもなければ、『表層を合わせる』ものでもない。命を捧げた熊徹の粋な生き様は、多くの視聴者の『空いた穴』をふさいだことだろう。

 

監督 細田守
脚本 細田守
原作 細田守
製作 齋藤優一郎
伊藤卓哉
千葉淳
川村元気
出演者 宮崎あおい
染谷将太
役所広司
広瀬すず
山路和弘
宮野真守
山口勝平
長塚圭史
麻生久美子
黒木華
諸星すみれ
大野百花
津川雅彦
リリー・フランキー
大泉洋
参考 バケモノの子youtube

 

ワンピースフィルムZ』

なぜ彼の名前が『Z』だったのか。それを知ったとき、幻滅気味だったあの妙なサングラスでさえ、別れが惜しくなった。

 

監督 長峯達也
脚本 鈴木おさむ
原作 尾田栄一郎
製作 尾田栄一郎(総合プロデューサー)
出演者 田中真弓
中井和哉
岡村明美
山口勝平
平田広明
大谷育江
山口由里子
矢尾一樹
チョー
大塚芳忠
特別出演
篠原涼子
香川照之
参考 ワンピースフィルムZyoutube

 

『ショーシャンクの空に』

10年前に観た映画だが、ふと観てみた。すると、以前とは違う暖かい気持ちになった。それは、私が成長したからだ。私が10年間映画を観続け、映画の細部まで真剣に観れるようになったからだ。そして、この映画が最初から、素晴らしかったからだ。

 

監督 フランク・ダラボン
脚本 フランク・ダラボン
原作 スティーヴン・キング
『刑務所のリタ・ヘイワース』
製作 ニキ・マーヴィン
製作総指揮 リズ・グロッツァー
デイヴィッド・レスター
出演者 ティム・ロビンス
モーガン・フリーマン
参考 ショーシャンクの空にyoutube

 

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』

こんな終わりがあっていいのか。これを観た人の心に残るのは感動か、それとも憤りか。

 

監督 ラース・フォン・トリアー
脚本 ラース・フォン・トリアー
製作 ヴィベク・ウィンドレフ
製作総指揮 ペーター・オールベック・ヤンセン
出演者 ビョーク
デヴィッド・モース
ピーター・ストーメア
カトリーヌ・ドヌーヴ

 

耳をすませば』

天沢聖司の演奏の途中から『カントリーロード』のセッションが始まるシーンは、心を鷲掴みにされた。父親がこの映画を観て、子供だった私に『これは大人の映画だね』と言い、私はそれに対して『いや、(俺にだって)わかるよ』と言い返してから20年。いつの間にかこの作品は、私にとって遥か昔に通り過ぎた『いつか通った道』となった。思い出がたくさん詰まった作品だ。最後のエンドロールで雫と聖司がいなくなった後も見てしまう。

 

監督 近藤喜文
脚本 宮崎駿
原案 柊あおい
『耳をすませば』
製作 鈴木敏夫
宮崎駿
製作総指揮 徳間康快
宮崎駿
出演者 本名陽子
高橋一生
露口茂
音楽 野見祐二
主題歌 本名陽子/「カントリー・ロード」
オリビア・ニュートン=ジョン/
「Take Me Home,Country Roads」

 

『運び屋』

ゲーテは言った。『10歳にして菓子に動かされ、20歳にしては恋人に、30歳にして快楽に、40歳にしては野心に、50歳にしては貪欲に動かされる。いつになったら人間はただ知性のみを追って進むようになるのであろうか。』この映画は、『90歳』の人間の話である。

 

監督 クリント・イーストウッド
脚本 ニック・シェンク
原案 サム・ドルニック
『The Sinaloa Cartel’s 90-Year-Old Drug Mule』
製作 クリント・イーストウッド
ティム・ムーア
クリスティーナ・リベラ
ジェシカ・マイヤー
ダン・フリードキン
ブラッドリー・トーマス
製作総指揮 アーロン・L・ギルバート
出演者 クリント・イーストウッド
ブラッドリー・クーパー
ローレンス・フィッシュバーン
マイケル・ペーニャ
ダイアン・ウィースト
アンディ・ガルシア
参考 『運び屋』youtube

 

ソナチネ』

このテーマ曲を聴くと、暑くて長い、まがまがしくも切ない、あの沖縄の儚い夏を思い出す。私にとっても、『沖縄』と『夏』と『不良』というキーワードは、無関係ではない。

 

監督 北野武
脚本 北野武
製作 奥山和由
出演者 ビートたけし
国舞亜矢
大杉漣
音楽 久石譲
参考 ソナチネyoutube

 

菊次郎の夏』

なんと言ったって、この変なおじさんは最後まで名前を言わない。一体誰なんだこの人は。なんだか変だし、でも、何となく信頼できる人だ。ひと夏を過ごして、ひと夏が終わって、お別れの時が来ると、名前を聞くことができた。すると、心に残ったのはある種の寂しさだった。

 

監督 北野武
脚本 北野武
製作 森昌行
吉田多喜男
出演者 ビートたけし
岸本加世子
関口雄介
音楽 久石譲
参考 菊次郎の夏youtube

 

『言の葉の庭』

短いが十分伝わった。綺麗で、儚くて、奥行きがある、尊い物語がそこにあることが。短くても十分に作品の中に入っていけるのは、世界観がしっかりしているからと、余計な声優陣が作品の邪魔をしていないからだろう。こうした作品を経て彼は、『君の名は。』に繋げた。実は、同じ年齢のはずの『天気の子』よりは、この作品の方が大人っぽさがあり、心に染み渡った。

 

監督 新海誠
脚本 新海誠
原作 新海誠
製作 川口典孝
出演者 入野自由
花澤香菜
参考 『言の葉の庭』youtube

 

『ブルーに生まれついて』

覚せい剤使用の現行犯逮捕で、ある日本のタレントが逮捕された。彼は言った。『ありがとう』。その彼の言葉を批判する人はもちろん大勢いた。だが、その話を聞いたいくつかの人はその言葉の意味がわかった。それが薬だ。これが、薬だ。

 

監督 ロバート・バドロー
脚本 ロバート・バドロー
製作 ジェニファー・ジョナス
レナード・ファーリンジャー
ロバート・バドロー
ジェイク・シール
製作総指揮 アダム・モリート
ウィリアム・G・サントール
ジョン・ヒルズ
アンドリュー・チャン=サン
マーク・スローン
クリスティーナ・クバッキー
パトリック・ロイ
グルプリート・チャンドホーク
ステファン・ジェイコブズ
テリー・バード
出演者 イーサン・ホーク
カルメン・イジョゴ
参考 『ブルーに生まれついて』youtube

 

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