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勝海舟の名言・格言一覧

名言一覧

16個あります

『大事業をし遂げるくらいの人は、かえって世間から悪く言われるものさ。おれなども、一時は大悪人とか大奸物とかいわれたっけ。』

『何でも大胆にかからねばならぬ。難しかろうが、易しかろうが、そんな事は考えずにいわゆる無我の境に入って断行するに限る。』
『世の中に無神経ほど強いものはない。』
『大事をなすには寿命が長くなくてはいけないよ。』
『世の中は平穏無事ばかりではいけない。少しは不平とか不満とか、騒ぐもののあるほうがよい。』
『急いでも仕方がない。寝ころんで待つのが第一だと思っています。』
『おこないはおれのもの、批判は他人のもの、おれの知ったことじゃない。』
『成すなかれ、天意に違うことを。』
『事を遂げるものは、愚直でなければ。』
『一時の感情に制せられず、冷ややかな頭をもって国家の利害を考え、群議を排して自分の信ずるところを行うというには、必ず胸中に余裕がなくてはできないものだ。』

10。
『およそ世の中に、歴史というものほどむずかしいことはない。』
『いまの世の中は、実にこの誠というものが欠けている。政治とか経済と言って騒いでいる連中も、真に国家を憂うるの誠から出たものは少ない。』
『坂本もなかなか鑑識のあるやつだよ。』
『生死を度外視する決心が固まれば、目前の勢いをとらえることができる。難局に必要なことはこの決心だけだ。』
『学者になる学問は容易なるも、無学になる学問は困難なり。』
『人の一生には、炎の時と灰の時があり、灰の時は何をやっても上手くいかない。そんなときには何もやらぬのが一番いい。』

16。

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勝海舟の格言と向き合って内省する

勝海舟とは(画像

日本政治家。生誕1823年。勝海舟(1823~1889年)は幕末から明治にかけて活躍した武士・政治家です。幼名は麟太郎で、陸軍総裁、軍艦奉行、海軍奉行などさまざまな官職を歴任してきました。

もっとも有名なエピソードは、西郷隆盛との会談で実現した江戸城無血開城でしょう。もし幕府側が徹底抗戦していれば戊辰戦争はさらに泥沼化し、近代化が後れるどころか海外列強の植民地化を招いていた可能性も指摘されています。また、坂本龍馬の師としても名高く、深い学識と広い視野に基づく先見性を備えていたと言われています。

亡くなる時に発したとされる「コレデオシマイ」という言葉は、偉人が残した数多くの辞世の言葉の中でもひときわ独自のインパクトを放っています。現在でもその先見性に対する評価は高く、国際化を迎える中、勝海舟の生涯や思想を学ぶ人は少なくありません。