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稲盛和夫『だけど、その大事な安全を守るためにはお金がかかるだろう?だったら、安全を守るためには、利益も生まないと駄目なんだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

『安全なくして、この会社が存在するわけがない。安全は一番大事なんだ。だけど、その大事な安全を守るためにはお金がかかるだろう?だったら、安全を守るためには、利益も生まないと駄目なんだ。』

 

利益を欲する理由を、こうしてちゃんと説明できるようにならなければならない。『安全を守るために利益を生む』ということ。例えば、稲盛和夫の『高収益企業のつくり方』なんかを一見すると、(結局こいつも利益至上主義の拝金的な底の浅い人間なのか)と思ってしまうかもしれないが、その『利』を『義』の為に得るという理念を聞くと、そこにあるのは『義利合一』であることがわかり、一気に彼への印象が変わる

 

 

特に、航空会社や鉄道会社といった、多くの人の命を預かるような仕事は、何よりもまず、乗客の安全性を確保しなければならないことは明白。バスでも、船でも、今までそれを怠った企業がニュースを騒がせ、多くの無辜の命を奪ってしまったことは記憶に鮮明なはずだ。そういうことのないように、安全面にどこよりも手をかけるのだ。それはつまり、そこに投資するリソース(ヒト、モノ、カネ)を増やすということ。

 

だとしたらまず最初に企業がやるべきことは、利益を上げることだ。そして、その利益をどう配分するかによって、命運が決まると言っていい。経営者や幹部のあぶく銭として消えてしまうような企業の未来は、ないということだ。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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