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美輪明宏『愛する人に「愛してるよ」と言える幸せ… 感謝の心を持てば生きるエネルギーが湧いてくる。』

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ふむ…。

考察

これは本当のことだ。『愛してる』という言葉を言うことのない、日本人であり、血気盛んな男だらけの人生を生きて来た私が言っているのだ。間違いない。

 

太宰治は言った。

 

この様なことを考えた上でも、尚そう言っているのだ。

 

私は今そういう対象がいないが、残された最後の親である母親や、その他の家族がいる。兄は別に男だから極めて厳しい目で見た方が逆にそれが愛情だが、その他の妹、母、祖母は、まだ残されている私の最後の家族だ。

 

では、彼女らに私がそうした意思表示をすることがあるかというと、答えは『No』だ。皆無だ。言ったらまずい。特にこの日本という国の文化では、それが普通である。

 

しかし、その上でもたまの真面目な会話の中に、

『愛している。それは言っておかなければ死んだときに後悔するから言うべきだ。だが、好きか嫌いかで言ったら、嫌いだ。俺に宗教を強要したり、育児と教育の違いを知らずに、黙っていれば自分の都合の良い様にものごとを進めやがって、そんな人間を好きになるわけがないだろう。俺が好きになるのは、俺の理解者だ。俺のことを否定する人間をどうして好きになるんだ。』

 

と言って、きちんと『愛している』と伝えることがある。

 

私は、それを言わなければ後悔することを知っている。私は父親を亡くしたとき、もう二度と会うことが出来ないという事実を目の当たりにし、(この世には、取り返しのつかないことが、ある)ということを知ったのだ。

 

確かにそれを言うことは容易ではないし、抵抗があるものだ。だが、それを言わずに死んで後悔するなら、言って恥をかいたほうがいい。そう考え、私はそのように立ち振る舞うようになった。

 

それに、美輪明宏の言う通りだ。言った後の清々しさといったらない。そこで素直になれず、背中を向け、見て見ぬフリをしたときの、心に残る虚無を思い出すと、生きた心地がしなかった。

 

 

また、『愛している』とは少し違うが、私が最近ファンになった、一人の小学生のことを考えてもそうだ。私はその人を見た時、いてもたってもいられなくなった。そして、その人を応援したいという衝動に駆られ、やり取りをすることが出来た。

 

声をかけて応援するだけでいい。そういう気持ちになったのは、大人になってはじめてだ。その人が一生懸命生きてるから、私も一生懸命生きなければならない、という気持ちを強く心に抱いたのだ。

 

自分の子供が生まれたら、その何百倍も生きるエネルギーが生まれて来るだろう。そしてそれは、自分の両親とて、同じことだったのだ。『愛の形』は人それぞれ。その形が、人によってはいびつであると捉えることもあるだろう。

 

だが、我々は結局、この世に生きて、そして死んでいく運命だ。『愛の絆』は、人間同士の『窮極の慣れあい』でもあり、『究極の智恵』であり、『矜持』なのだ。

 

 

MEMO
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