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美輪明宏『叱ることと怒ることは違います。叱るとは怒りの感情を抑え、子供のためになることを子供が理解できる言い方で説得すること。』

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ふむ…。

考察

『叱ることと怒ることは違います。叱るとは怒りの感情を抑え、子供のためになることを子供が理解できる言い方で説得すること。子育てに必要なのは、愛情と理性。』

 

私が部下に対して行っているのは、間違いなく『教育』である。しかし、同時に『矯正』でもある。従って、『強制的な矯正』になるシーンは、『叱る』ことを通り越し、激昂して、胸ぐらをつかむこともあるわけだ。

 

 

彼はそもそも『子供』ではないのだ。同じ男として生きている中で、後に一家の大黒柱となる人間を前にして、克己心のない、ヘラヘラとした無責任な馬鹿の頬を叩いて、胸ぐらをつかんで引きずり回すことは、『教育』の範囲内だ。そもそも、『そうなる前』に対処しない部下の責任なのである。入社一年目の新人ではあるまいし。

 

近藤勇は言った。

 

そこにも書いたが、とある経営者は言う。

『私はどんな失敗でも許しています。人は誰でも、失敗はしますからね。当然なんです。それに失敗は挑戦している証拠ですから、前向きにとらえるべきなんですよね。ただ、一つだけ許さないことがあります。それは、同じことについて注意を受けることです。それは単なる怠惰です。努力を怠った。それに、当時許した、私の心を無下にした。そして何より、当時約束した、自分を裏切った。これは許さない。許してはならないのです。辞めてもらうこともある。彼の為にも、会社の為にも。』

 

つまり、この部下は何度も何度も、何年間も、同じ注意を受けて、それを直さないのだ。普通の会社なら、とっくに首を切られていてる。

 

幼少期に事故で兄を亡くしたかなんだか知らないが、だからといって、やりたい放題にやっていいという理由にはならない。自分だけがこの世で最も悲劇な人生を送っていると思い込んでいるような人間は、徹底的に思い知らせなければならない。

 

彼は、骨の髄という髄にまで、甘えが染みついてしまっている。何と、彼はもう7年だ。7年という時間をかけても、未だに自分の作った習慣に執着し続け、未練がましく、生きながらえているのである。

 

バーナード・ショーは言った。

『人は習慣を好む、なぜならばそれを作ったのは自分だから。』

 

彼は悲劇のヒーローでも何でもない。単なる甘えたナルシズムに酔いしれた馬鹿だ。それを徹底的に教えることが『教育』である。

 

つまり、『損な役』を買って出ることが出来るかどうかだ。美輪明宏は、『子育てに必要なのは、理性と愛情』だと言った。私は極めて理性的に、愛情を込めて、今日も明日も、この部下に怒鳴り続けるだろう。

 

 

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