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スペインの諺『世の中は海に似ている。泳げないものは溺れる。』

考察

恩師が18歳の頃に言った言葉を思い出す。

『厳しくなければ生きていけない。だが、優しくなければ生きる資格はない。』

 

世の中は、『やさしいだけでは生きていけない』のだ。ここでいう『やさしい』とは、『易しい』と書く。つまり、『易しい考え方、生き方』では生きていけない。通用しないのだ。

 

幼少のころに遊んだ『浅瀬』の様な『易しい世界』であれば通用するのだが、世の中という『大海原』は『難しい』。『複雑』なのだ。

 

サメもいる。クジラもいる。サイクロンに遭遇することもあれば、高波にのまれることもある。そこを生き抜くには、シビアでなければならない。つまり、『優しく』なければならないのだ。だから、優しくなければ、生きる資格はないのだ。

 

しかし、単にシビアなだけでは、『優れている』ことにはならない。人を蹴落とし、自分だけが泳げて助かればいいという発想の人は確かに『シビア』だが、残念ながら彼らに生きる資格はない。『優しくなければ生きる資格はない』からだ。

 

『世の中は海に似ている。泳げないものは溺れる。』

 

しかし、人の命を踏み台にしてまでその海を泳いで生き長らえようとする人間は、その海を『敵視』して考えるような、視野が狭い、執着に支配された、愚かな生命である。

 

海

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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