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マザー・テレサ『インドでは、貧しい人々はわずかのお米を他人から受けることで満足し、幸せになれるのです。一方、ヨーロッパの貧しい人々は、自分の貧しさを受け入れることができずにいるので、その多くにとって貧しさは失望の源でしかないのです。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者

ふむ…。

考察

イタリア文学最大の詩人、ダンテは言う。

 

マザー・テレサは『ヨーロッパ人』と『インド人』は、同じ貧しさに対面したときに、その受け取り方が違うと言っている。左がインド人。右がヨーロッパ人の、恵まれた時の『心の充足値』だ。直面している貧しさの量は、同じ。それなのに、両者の心の充足値はこうも違うのである。

 

 

ラチェット効果』とは、例えば、一度上がってしまった水準を忘れられず、収入が下がっても、かつての贅沢三昧の時代と同じ支出をしてしまう現象である。そう考えると、ヨーロッパ人はまるでラチェット効果に支配されている。インド人は、ラチェットを高めに設定されたことがないのだ。だから両者の心にはそういう差が開く。決して、ヨーロッパ人が贅沢病の疾患者で、インド人が達観した民族というわけではない。

 

 

つまりインド人も、経済的に豊かであればヨーロッパ人と同じようになる。ただそれだけのことだ。人間に差などないのだ。どの民族が崇高で、その民族が愚かということはない。人類皆、平等である。しかし、もしマザー・テレサがヨーロッパ人の横着とした贅沢病に心を痛め、インドの子供が、彼女があげたわずかな食事で心底喜んだ顔を見た時、今回の様な言葉は出てくるだろう。

 

ブッダは言った。

ブッダ

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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