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むのたけじ『子供を幸福にしたければ、親が幸福になりなさい。だって不幸な親から幸福な子は決してうまれません。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

『反面教師』ということで考えた場合はどうだろうか。不幸な親、つまり不道徳で、不義理で、不真面目で、不摂生、そういう自堕落な人生を生きていた合間に、子が出来、生まれた命があったとする。その子供は、間違いなく『不幸な親』に生まれたわけで、不遇な生活を送ることを余儀なくされるだろう。

 

だが、『反面教師』という言葉がある。この子供が彼ら親を反面教師にして、(絶対にこんな親にはならない)あるいは、(絶対にこの親を救ってみせる)と誓うケースも、中には存在するはずだ。私の知人にもとてもしっかりした女性がいるが、その人は親にひどいことをされて育ったという。まだ相手のことを配慮してそれ以上は詮索していないが、話をした限りでは、彼女の言うことは、一部であろうが、とても正しいことを言っていた。

 

正しい

 

例えば私の部屋には、松下幸之助の言葉が張り出してあるが、その中にある、『プロの自覚』という言葉と同じことを言っていた。松下幸之助の著書『道をひらく』にはこうある。

プロの自覚

プロとは、その道をわが職業としている専門家のことである。職業専門家とは、つまりその道において、一人前にメシが食えるということである。いいかえれば、いかなる職業であれ、その道において他人様からお金をいただくということは、すでにプロになったということである。アマチュアではない。芸能やスポーツにおいては、プロとアマの区別はきびしい。真にプロに値するものでなければ、お客はたやすくお金を払ってはくれない。お客は慈善の心で払いはしないのである。だから、プロを志すことは容易でないし、プロを保持するための努力もなみたいていではない。

 

彼女は職場で人の上に立つ立場にある故、部下やアルバイトにこのような心構えでもって指導すると言ったが、それを聞いていた私の部屋の壁には、この言葉が張り出してあったのだ。彼女は特に偉人のことに詳しくはないが、『自分の親とは違う方向』に行こう、行こうと思って人生を生きていたら、一部だが松下幸之助のいる境地にたどり着いていたのである。

 

だとしたら、むのたけじの言葉の信憑性は崩れる。しかし、子供の事を考えて発言されたこの言葉の背景には、とても優しい愛情が垣間見える。ということは、この言葉は『子供』、あるいは『子供のように未熟な大人、親』、に向けて発せられていると受け止めることが出来る。

 

未熟

 

だとしたら彼の言う通りだ。私が例に挙げたのは、あくまでも『強い人間』の心構えの話。そういう人間ばかりじゃないのが、世の中の現実だ。

 

子は、親を見て育つ。親は、子供の手柄は全て子供に譲り、子供のした失態は全て自分たちの責任にあるという心構えで、命を懸けて子を教育しなければならない。世の中には、子を産むのと引き換えに命を落とす動物もいる。我々地球のリーダーたる人間が、その動物に恥じない生き方をしているかどうか、自問するべし。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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