偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
つまり『把握していない』なら負ける。見誤り、過信、そのどちらの判断ミスでも、敗北の気運を呼び込むことになる。このマキャベリの言葉にピッタリの話がある。『レッドクリフ(赤壁の戦い)』における、ある一コマだ。
曹操軍の遣いが、旧友である周瑜に近づき、情報を盗もうと企んだ。周瑜は、久しぶりの旧友との再会に喜んだフリをして、酒を飲み、酔っ払い、偽の情報をさも『機密情報』かのように仕立て上げ、酔いつぶれてやむを得ず盗まれてしまった、という状況を故意に作り上げた。『メタの世界』を操ったのである。
双方の実力を正確に理解していたのは、周瑜であり、自分の力を過信し、周瑜の実力を見誤ったのは、その旧友だった。そして、その遣いは、曹操の元へと戻り、偽の情報を意気揚々と伝え、それを信じ込んだ曹操が取った戦略は、周瑜の狙い通りのものだった。そうして周瑜は、戦局で優位な立場を勝ち取り、それを突破口にして最終的に勝利を収めたのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
🧭『38の黄金律』へ
※『38の黄金律』は、有料コンテンツとしてより深い考察をお届けしています。
🔎 名言の背景にある“思想の源流”を探る
※『黄金律』以外の知的コンテンツのほとんどは無料です。