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ニーチェ『われわれに関する他人の悪評は、しばしば本当は我々に当てられているのではなく、まったく別の理由から出る腹立ちや不機嫌の表明なのである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

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考察

例えば劣等感だ。自分と他人とを比べて劣等感を覚えるというとき、その苛立ちを、その比べた相手にぶつける。そこにあるのは一見すると単なる嫉妬であり、その人物に対する悪意だが、実際は、その自分の中で渦巻く劣等感さえなければ、そのようなことにはならなかった。だとすると、『0』たる原因が、自分にある。そして順番的に『1⇒2⇒3⇒』と進むわけだが、その進んだあたりに相手がいて、その相手を揶揄して罵倒する、という次の段階へ進むわけだ。

 

その『1や2』を見て、(あいつはあの人に悪意があるなあ)と思うかもしれないが、まずの段階で、『0』の部分に、『自分への劣等感』があるわけで、もしその劣等感さえなければ、その『1や2』という結果は起こっていないのである。例えば下記のメーターで考えた時、

 

 

自分の前に急に『緑のメーター』が現れて、相対的に自分のメーターを見て、(全然足りていない)と認識する。その時、ついつい相手の足を引っ張り、メーターの数値を下げようと画策するのだが、その動機は、自分に劣等感があるからであり、もしその時に自分のメーターの数値が緑と同じくらい、あるいは上であれば、相手の数値を下げようとは思わない。

 

だとすると、相手を攻撃している人間を見た時、一見するとその人は相手に悪意があるように思うかもしれないが、実際の部分では、単に自分に対して不満があるだけなのである。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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