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安藤忠雄『個性と個性がぶつかり合う中でこそ、新しい発想が生まれます。個性のない者同士がいくら意見を交わしても、そこから生まれてくるものは何もありません。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

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考察

私はこの話をよく知っている。極めて理解していると言っていい。何しろ私の会社には『吃音症』の部下がいて、数分間黙ることなど日常茶飯事、当初など、直接なら30分、電話なら90分間もの間、黙りつづけるという、極めて異常、しかし吃音症の症状だと考えたら、極めてそれが正常であるという、とにかく通常では考えられない現象が起きているのである。ひどかったのは6年前のこの言葉だ。

 

僕は、一生現実逃避をして生きていきます。

部下

 

…なんという愚かな発言だろうか。これを、20歳を過ぎた人間から出た実際の言葉だ。もちろん、彼には彼なりの理由がある。それはここでは割愛するが、しかし、彼がそういう態度を取り、主体性を捨て、また違う場面では、

 

僕は道具でいいです。

部下

 

などと言って個性も意見も全て捨て去り、そのくせ射幸心があり、私利私欲に支配されていて、しかも鬱勃としていて、ピンチになったら嘘をついて誤魔化し、楽をして、責任転嫁をして、現実逃避をして、生きながらえている人間でいる以上、私は、彼と切磋琢磨して何かを磨き上げることは出来ない。出来るとしたら、私が彼に何かを指示し、仕事を与え、それを彼が内職のように淡々とこなす、という、ルーチンワークだけだ。私は、だからといって彼への指導の強化を下げたことは一度もない。しかし、彼は今から2年前、いけしゃあしゃあとこう言ったのだ。

 

別に、僕の親は成長が遅れても文句は言わないと思います。

部下

 

もう、ちょっと勢いのある会社なら、とっくに首になっているレベルだ。私とて、何度彼に殺意に近い怒りを抱いたかわからない。彼はもう、あの信じられない発言から7年の月日が経ち、30歳を超えてしまった。やるなら今しかない。もう時間はない。時間は元に戻らないのだ。それは、事故で兄を亡くした彼なら知っていなければならない現実なのである。

 

もし、彼と比べて少しでも優位な立場にあるという人がいたら、彼の人生を反面教師にし、せっかくの個性を無駄にしないよう、それを使い切らなければならない。『命の無駄遣い』をしてはならない。もちろん彼の人生も、まだ終わっていない。

 

 

 

MEMO
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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