偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
ピタリ同じことを言っている人間がいる。広告審議会『AC』の設立者、ジェームズ・W・ ヤングは、著書、『アイデアのつくり方』でこう言っている。
『アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない』
自分が『新しい』と思っていても、それは実は『完全に新しい』のではなく、既存の要素を組み合わせ、新規の要素を生み出したのであり、その新規の要素の中には、既存の要素が含まれているのであって、『完全に新しい』わけではないのだ。
例えば、『赤』と『青』を組み合わせると『紫』になるが、この紫は間違いなく新しい色だが、しかしこの紫の中に、しっかりと青と赤の要素が混じっているわけで、これは『既存の要素の組み合わせ』で誕生した『新しい要素』ということになるのである。
独創性にこだわるクリエーターが、『真似をしたくない』という理由でオリジナリティを追求する気持ちは、私にはよくわかる。わかるが、しかし自分が『新しい要素』だと思っていても、実はその中に『既存の要素』が含まれているのであれば、完璧主義者の私なら、そこに首をかしげ、『だとしたら』、と、合理的な判断に切り替える。
『どうせ組み合わせなんだから、ガンガン組み合わせよう』という判断に切り替え、いかにしてそこから新しい要素が生まれるかの合理性を突き詰めるようにする。
モーツァルトは、
と言ったが、もし彼がこれらの事実について敏感に反応し、この言葉を言ったのであれば、彼の感性は、さすがということになる。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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