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夏目漱石『運命は神の考えることだ。人間は人間らしく働けばそれで結構である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

ふむ…。

運営者

考察

ドイツの哲学者ショーペン・ハウエルは言う。

 

ここでいう『神』や『運命』とは、たとえるなら『自分の力の範囲外』の”力”のことである。例えば、我々は目の前の仕事をこなすことは出来るし、目の前で子供が車に轢かれそうになっていたら助けることも出来るかもしれないが、その間に世界中で死んでいく罪のない命は救えない。それなのに、人間がどうして有能だと言えるだろうか。

 

車

 

ソクラテスの説く『無知の知』も根底では同じテーマ突いている。人間は恒久的に、無知で無力なのだ。だとしたら人間は、人間に出来ることをやるしかない。いや、『しかない』という言い回しは私は好まない。『やればいい』のだ。全ての人間が自分にしかできないことをやればいいのだ。

 

罪を犯すことなど誰にでもできる。自分にしかできないことだと言っているのだ。後は運命にでも神にでも任せればいい。『人事を尽くして天命を待つ』。もし本当に全ての人間が自分にしかできないことをやれる日が来たなら、きっと神は喜ばれるだろう。喜ばない?だとしたら『神』など、大したことは無い。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

必見

当サイトにある500人の偉人の8000の名言。なぜ『1万』じゃないのか。それは『内省の後半になるにつれ、同じ的を射る言葉が増えた』からです。そしてそれらの真理は、『38の黄金知』としてまとめました。人間が生きる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。

 

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『偶然に期待する人間は、支配される。』

『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』

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