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トマス・カーライル『その思想がたとえ高潔なものであっても、人間の最終目標は思想ではなく行動である。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

例えば中国の王陽明が言う『知行合一』を考えてもそうだ。知っているだけで行動に移さないのであれば、知らないのと同じ。そう考えると、トマス・カーライルの言う言葉の意味にグッと近づくことになる。

 

例えば私は、物心がついているのかいないのかという、小学生の時、皆に流され、授業では手を挙げていた。手が挙がりやすいような授業をしてくれていたことも大きい。主体性があるかないか、曖昧だと言う時期が手伝っていることも大きい。しかし高学年、中学生と駒を進めていくにつれ、次第に『手が挙がらなくなってくる』。葛藤を抱くからだ。

 

それを私は『思春期特有のもの』として片づけるつもりはない。それだと何かこう『一時的なもの』の様な気配がして、どこか揶揄している。そうではない。私が抱いた葛藤は、『優先順位』についてだった。

 

この優先順位がバラバラになった生活を強いられた人間は、思春期だろうがなかろうが、人生をの駒の進め方を混乱する。例えば『部屋を片付けられない人』がいるが、それは、『部屋を片付ける前にやるべきことがある』ということを、心底の部分で理解しているからだ。

 

もちろん、ADHDの様な病気の人もいるが、往々にしてはそうだ。私の部屋も著しく汚かった。電機はつけっぱなしにして音楽をかけ、クーラーをガンガンに効かせ、ろくに掃除もしないで、壁にいたずら書きをし…書けるのはここまでだが、とにかくひどかった。

 

それには理由があった。『家庭内の宗教問題』だ。勉強も授業もはかどらなかった。(授業で手を挙げ、率先して、主体的にやる理由がわからない)のだ。

 

(その前にやるべきことがあるだろ)

 

心底の声が、そう叫ぶのだ。

 

クリスチャン

 

そして小学生の頃と比べ、授業や勉強への態度はみるみるうちに変わった。それはある種、『主体性』と向き合いだした証拠だ。『自我』である。自分の意志が何であるか、どうこの世を生きていくかを葛藤するのだ。

 

本能と自我の乱立。それは別に、思春期でなくても行われている現象である。大の大人が起こしているあらゆる不祥事や不正行為、ていたらくを見れば一目瞭然。だから『思春期特有の一時的な問題』などではないのだ。全ての人間に恒久的に与えられている試練こそ、その『優先順位を見極め、最優先事項から問題を解決していく』というテーマなのである。

 

周りは自分の『葛藤』など興味はない。それどころか『表面上』に浮き出てくる事象について反応することしか出来ない。それが往々にして行われている、周囲の評価というものだ。手を挙げ、意見し、あるいはテストでいい点を取らなければ、落第者の烙印を押され、見下される。

 

彼らにも言い分があり、『そういう環境にいるのは君だけではない』という意見や、『こっちも自分の人生を生きていくための仕事でやってるんだ』という意見や、『優先順位なんか関係ないよ。元々能力がないだけだろ』という意見など、様々だが、とても冷たい印象を持つ。だが、それが現実なのだ。人間に完璧を求めてはならないというのが、正しい心の在り方である。

 

『学園もの』のテレビドラマを観ればわかるが、『凝り固まった生徒の心を打ち砕いて、人生の駒を前に進める手伝いをする』。ドラマの教師役は、そういう熱血教師ばかりであり、実際の教師にそういう人間は少ない。そういう人間なら『優先順位』について、真剣に考えてくれるだろう。しかし、後の人は『一歩踏み込む』ことはしない。だからそうなる。

 

『表面上に浮き出たことを評価する』という結果になる。それは社会に出ても同じだ。結果を出せば出世し、出さなければ窓際社員となる。いかに自分の抱いている葛藤や思想が芯を捉えていても、人はテレパシーを使えないのだ。それを『表現』しなければ、理解されることも、正当に評価されることもないのだ。

 

心底

 

何もかも見破ってくれるメンターがそこら中にいると思ったら間違いだ。(そんな人間はいない)と思っている方が、逆にそういう人に出会えた時に、感動する。知行合一。人間はまるで、『思慮』と『行動』の二つの次元を生きる、二重人格者のようだ。一つのタイプで見せた行動が、必ずしも本心とは限らず、一つのタイプで評価された行動が、必ずしも正当なものとは限らない。その両面が合一したとき、人間は正当に評価されることになるのであり、人間は本来の力を発揮するのである。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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