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徳川家康『戦いというものは潮どきがある。このあたりで一度敵の出鼻を叩いて見せぬと、士民も心細かろうし、敵も図に乗ろう。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

ふむ…。

運営者

考察

戦いに限らず、人間というものは潮時というものがある。例えば私は、その潮時を注意深く見極める慎重な人間だった。ある時、私が若くして起業したことを面白く思わない『かつての同僚』が、同社が、私の取引先であり、私の担当になるという時、しかし、私の担当になるのを避けるかのように、コロコロとその担当を変え、それに対して挨拶をしなかった。

 

私は長い間我慢していたが、もう我慢する必要などなかった。もう目的は果たしたからだ。数人ほど担当が変わった時、私はその担当に言った。

 

『言えない』と『言わない』を間違えない方がいい。私は決して、『言えない』のではない。担当をコロコロ変えて、挨拶もしないでぞんざいな対応をして、それでいいと思ってるんですか?

 

すると、相手の最高責任者が出てきて、『飯でも食おう』などと、食べる気も無いくせにご機嫌取りをしてきたが、そんなものはこちらから願い下げだった。私が『言わなかった』のは、潮時を見計らっていたからである。

 

彼らは別に、人間の歴史に遺るような特別な人間ではない。しかし、彼らの立居振舞は、まるで偉人のそれだった。自分の無知と無力を真正面から見る度胸がある人間は滅多にいない。彼らはその事実を斜めから見ていたからこそ、自分たちの存在を過信し、その様な立居振舞をしていたのだ。人を見くびり、自分を過信する人間だけが、図に乗ることが出来る。

 

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MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

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こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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