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トーマス・マン『私は平衡の人間である。ボートが右へ転覆しそうになると、私は本能的に左へ身をのりだす、逆の場合には逆の動作をする。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

自己防衛本能』で考えれば、すぐに納得できる話だ。誰もがそうすることだろう。ボートが右に傾けば、左に身体を傾ける。当たり前だ。やらない人間が逆におかしい。まるで、鋭利な壁の角に、思い切りローキックを入れる人間のようなものだ。普通、自分が致命傷になるような問題を避ける。それが『自己防衛本能』である。

 

この話が何を指しているかが問題だ。例えば、『北風と太陽』である。これを考えた時、なるほど確かにこの登場人物は、押したら逆に着込み、引いたら脱いでみせた。

 

返報性の原理』とは、優しく配慮され、あるいは親切にされた人は、(何かお返しをしなきゃ)という気持ちになって、親切を返そうとする人間心理のことを指す。無理に人の心を掌握しようとするのではなく、人間の心の仕組みを理解して、違う方法に目を向けるべし。押してダメなら引けばいいときがある。つまりこれは、孫子の兵法の風林火山にも通じるところがある話だ。読むべきなのは以下の記事だ。

 

『耐え忍ぶことができる人間でなければ、大局を見極めることは出来ない。』

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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