偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
ちょうど先ほど部下に助言したところだ。その部下は、『壁』にぶつかってしまうとすぐに挫折し、道を引き返してしまうネガティブな人間である。『迷路』だと認識していないからだ。普通、迷路なら壁にぶつかる。そして何度か壁にぶつかって、記憶し、学習し、あるいは勘を養い、ゴールへ到達するのだ。『一本道』をひたすら歩くゲームを想像してみると良い。『クソゲー』である。人生がこういう一本道だと思っている人間は、厳しく言うとただの甘えた馬鹿だ。
誰かが手を貸してくれたのだろう。どういう理由があってそういう環境が整ったかは知らないが、その人物の教育者である人間は、教育者を語る資格はない。人が手を貸してくれると思ってはならない。いや、実際のところ、人間というものは捨てたものではない。協力体制が整うなら、とてつもないパワーを発揮してくれるだろう。だが、その人間にも理由があり、環境があるのだ。人生がある。『手を貸してくれる』状態には、容易にはならない。
まずは『金』だ。良いアイディアには、それだけのお金がかかる。その人が良いアイディアを持っているということは、その人はそれを見出すまでの道のりで、たくさんのお金を使ったかもしれない。
養う家族も、抱えている部下もいるかもしれない。『お金を払う』ということは、そのアイディアだけではなく、その人物と、その周りにある環境に対する感謝とお礼の意思表示でもあるのだ。だから大きな仕事やミッションを、効率よく、最高の形で運営、プレイしたいと思うなら、それに見合うだけのお金を用意し、人材を集め、それで組織やチームを構成する必要があるのだ。従って、『お金』がないのであれば、当然壁を突破する難易度は高くなる。あるなら、プロを雇えばいいのだ。しかしないなら、自力で突破する必要がある。
しかし、戦略的にそれを行えば、やるのは最初だけだ。自力で何とか突破力を身につけ、エネルギー源を作る。そこまで行ったら、後はそのエネルギー源という『雪玉』を転がすのだ。雪上で転がった雪玉は、雪をまとって大きくなるだろう。最初が肝心なのだ。車も、エンジンを起動させて発進させる、スタートが最も燃料を食う。走り出したら、最初ほどのエネルギーは使わない。最初の原動力。それを身につける為にはもちろん、いくつかの壁にぶち当たるだろう。だが、当たり前だ。(迷路)だからこそゴールした時の喜びが大きいのだから。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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