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坂口安吾『人間の尊さは自分を苦しめるところにあるのさ。満足はだれでも好むよ。けだものでもね。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

偉人

ふむ…。

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考察

例えば仏教の開祖、釈迦は、ブッダになる前、欲望という欲望を堪能していた。クシャトリヤ(王族)であり、一国の王子でもあった釈迦はしかし、(このままでいいのか)と思い立ち、29歳で妻と子を置いて家を出た。それからの釈迦は、打って変わって快楽とは正反対の人生を過ごした。何日も断食する。何日も逆立ちしながら寝ないで瞑想する。水の中に沈んで息を止めたまま瞑想するなど、ありとあらゆる苦行を自らに強い、自分の心の支配について研究しつくした。彼が『ブッダ(悟った者)』になる為にやったことは、並の人間では出来ることではない。どう考えたって、身分制度のきついその時代、良い身分を捨てて、更にその自分に苦行を強いるということは、容易ではないのだ。

 

また、日本文芸社『脳とカラダの不思議』にはこうある。

一般の動物は、育てやすい季節に出産を行えるように発情期というものが脳の中にプログラミングされているが、人間の場合はいつでもセックスが可能だ。これは、脳の中の大脳皮質が深く関係している。生殖に関するメカニズムを担っているのは脳幹にある視床下部であるが、人間の場合は大脳皮質の前頭連合野も性行動に深く関係している。もし、視床下部だけに性行動が支配されているとしたら、人はひたすら欲望の赴くままにセックスを求めて、社会的な秩序はあっという間に崩壊してしまう。それを回避する為、前頭連合野が性欲をコントロールしているのである。

 

一方で自分の性的興奮の対象が何であるかを判断しているのも、前頭連合野だといわれる。セクシーな女性が好きな人もいれば、知的で優しい女性に惹かれる男性もいる。こうした性の嗜好も、前頭連合野が担っているというわけだ。つまり人間の脳は、大脳皮質が発達しすぎて、ついには本能(発情期)を自分で制御できるまでに進化を遂げてしまったのである。

 

つまり、脳科学的に言えば、我々は『前頭連合野』が発達していなければ、獣と同じように、そこいらで性行為をしてしまうのだ。だが、それを抑えることが出来るようになった。それだけで、人が人である証拠であり、そこからは明らかに、獣と一線を画す、人間のプライドが垣間見えるのである。

 

釈迦には、そのまま快楽の虜になる選択肢もあった。そして全ての人間は、獣の様に浮気に不倫、関係なく、そこいらでSEXをする選択肢もあった。だが、『その欲望』を支配する選択肢を選んだのだ。それが人間が、地球のリーダーにまで昇華した一つの大きな要因である。

 

昇華

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

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