偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『世の中に進歩するものなんてありゃしないよ。全てのものは変化するだけさ。その変化を君達が「進歩」と呼びたければ呼んだっていい。しかし、それは只の変化であって、僕には進歩なんてものじゃない。』
例えば、ミニスカートが流行るとする。次は、ロングスカートが流行る。だが、また時間が経つと、今度はミニスカートが流行る。男のスーツなら、ダブルだ。次の時代は、シングルになる。そして時代は流れ、またダブルのスーツが流行する。
マーケティング用語的には、流行は「時間」を物差しに、3つに分けられていて、
ファッド:気まぐれな一時的流行。
ブーム:およそ一年ほど続く流行。
トレンド:一定期間、およそ3年ほど続く傾向のある流行。
とあるが、ファッドだろうが、トレンドだろうが、どちらにせよ『期間限定』であることに着目したい。そしてまた、元のトレンドに戻ったりするのだ。その事実を考えただけでも、小林秀雄の言葉は裏打ちされている。
小林秀雄はこうも言った。
孔子、
ブッダ、
キリスト、
彼らが説いた『真理』の形は、『進歩』などしない。それは、人間が恒久的に、その姿形を変えないことも意味していて、だとしたらそこにあるのは『進歩』ではなく『変化』だけだ。真理への解釈をどうするかを考えるのは、その時代の人間の自由だが、たとえどう解釈しようとも、『太陽と地球は宇宙の真ん中ではない』。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』