偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
愛は与えるもの、恋は奪うものだ。『与える』ということは、その人物に対して最大の敬意を払い、思想、服装、体型、趣味といった一切を尊重する心構えだ。『自由』にしてもらうことが、『愛』ということになる。
『奪う』ということは、その人物の何か『突出した部分』を一人占めにしたい願望だ。金、お洒落、外聞、地位、腕力、美貌、才能といった一切の『部分』だ。『実質』の部分はどうでもいい。ただ、その『部分』に惚れて、それを手に入れたい願望に襲われているのだ。
トルストイは言った。
相手の一切を認めて、尊重するのが『愛』だ。その中には当然『欠点』も入っていて、いやむしろ、そういう人はそれが『欠点』だと思っていない。『特徴』だと思っているのだ。身長が低いとか、胸が小さいとか、顔が大きいとか、脇の臭いが強いとか、例えばこの日本で考えた時、これらに該当すると、『欠点』だと捉えられがちだが、世界では違う。むしろ、これらに該当する人間に『そそられる』という人がいるのだ。そういう人たちは、それを『欠点』だと捉えないわけで、むしろ『美点』だと捉えるのだ。
『愛』についての理解を深めたい。私は以前、いびきのうるさい男性の知人の彼女に、それが気にならないか尋ねたところ、『気にならない』と言っていたのを聞いて、彼女の愛の深さを思い知ったことがあった。一方、また違う男性の知人の奥さんに聞くと、『気になる』と言っていた。どちらの愛が深いのだろうか。それは、これから先長い年月をかけて浮き彫りになってくるだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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