偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『無から有を生む』というが、そんなことはあり得ない、ということだ。広告審議会『AC』の設立者、ジェームズ・W・ ヤングは、著書、『アイデアのつくり方』でこう言っている。
『アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない』
自分が『新しい』と思っていても、それは実は『完全に新しい』のではなく、既存の要素を組み合わせ、新規の要素を生み出したのであり、その新規の要素の中には、既存の要素が含まれているのであって、『完全に新しい』わけではないのだ。必ず既存の記憶が関係しているのである。その事実をまず最初に理解したいのである。だからたまに、(思いついた!)と思ってそのアイディアを具現化したとき、後で振り返ると、誰かのアイディアに酷似していることがあり、それについて『盗作だ!』というトラブルが起きることがあるが、それは、この事実を理解していない人間が起こした、ワンシーンなのである。
ナポレオン・ヒルは言った。
だとしたら、全く同じ要素で具現化するから問題になるのだ。そこに、自分オリジナルの要素を組み合わせればいい。そこにあるのは、全く新しい要素になるからだ。元々、その既存のアイディアだって、その前に既存していたアイディアの、組み合わせに過ぎないのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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