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大前研一『幕の内弁当のような雑誌は栄養にならない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

『雑誌は編集方針が偏っているものばかりを買う。知識よりも、ものの考え方がわかるからだ。幕の内弁当のような雑誌は栄養にならない。』

 

例えば私がダイエットについて、新しい情報を取れ入れる、あるいは再確認したいことがあるなら、迷わず『Tarzan』を買う。そこに働いているのは、『信用力の法則』である。

 

アンドリュー・カーネギーは、

 

と言ったが、やはり、特化した人間や企業や媒体は、強い。それからここで言われているように、私も確かに最初は、幕の内弁当のような雑誌から読書に入ったのだが、やはり、夢中になって読むのは専門誌の方であり、事実、私の本棚には、一度読んだ雑誌は置いておらず、置いてあるのは全て、専門の本ばかりである。

 

雑誌はほぼ部下に渡していて、保管していない。実に今まで買った雑誌、500冊は軽く超えるだろうが、それが1~2冊ほどしか無いのだ。その様な事実からもわかるように、確かに最近の情勢を何となく掴むために、買うことは買うが、本棚に置いておきたいのは、同じようなテーマを何度も何度もこすり続けて、追及して、磨き上がった、珠玉のものだけである。

 

『幕の内』の具は、別にあまり好きではない。好きなのは玉子ぐらいだ。従って、その雑誌には確かに好きな具も入っていたと思うのだが、他のどうでもいい具の割合の方が多くて、保管するまでに至らない、という結論になっているのである。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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