偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
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考察
困る。それは、立ち止まり、足踏みすることを余儀なくされる状況である。困らない。それは、立ち止まることなく、足が思い通りに、スムーズに進んでいく状況である。それまでは、足がスムーズに進んでいた。だから来る日も来る日も、何も起きない平和な当たり障りのない生活を送ることが出来ていた。が、ある日目の前に壁が立ち塞がった。だとすると考えられるのは、『今までの自分の生き方を変える時が来た』という事実である。
例えば、何不自由なく生活していた子供がいた。だとしたらそれは、両親の経済力のおかげだ。しかし、その経済状況が、不運にも一転することになってしまった。だとすると、その子供の目の前に立ちふさがるのは試練の壁であり、『今までの自分の生き方を変える時が来た』という事実である。
いや、単純に、迷路だ。普通、迷路をやっていれば、壁にぶつかるのは当たり前だ。
松本人志は言った。
曲がり角を曲がったら、いつもとは違う光景が待っている。単純に、それを楽しめばいいのだ。逆に、今までの自分の状況がずっと続くと思っていた過信、そしてそこにある執着にこそ、罪があるのである。我々は必ず、死ぬのだ。そのこと一つ考えただけで、この今歩いている道は、永遠ではない。だとしたら我々がやるべきことは何か。それを考えるのも含めて、人生なのである。人生を、悔いなきものにしなければならない。
Twitter上の考察意見
『困るということは、次の新しい世界を発見する扉である。』#名言
この言葉はどういう意味?
— IQ.(名言考察) (@IQquote) March 31, 2020
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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絶望名人部下
『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
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もう一つの内省
目の前の問題に対して困った時、どう問題と向き合うか。向き合わずして目を背け、立ち止まったり、後退してしまっては今の世界にいるまま前に進もうとしないことになってしまう。向き合い、その時は改善できなかったとしても、後退するよりは向き合うという事実を残した方がまだ前に進んでいることになる。この考え方を忘れず、どんな時でも後ろに下がるのではなく、前に進む方法を探すよう意識していく。
関連する『黄金律』
『「一歩」の価値をどう評価するかで、その人間の人生は決まる。』
『失敗したと思っても絶対に諦めるな。そもそもそれは、「失敗」ではない。』
『一つのことに集中する人間だけが手に入れられる圧倒的な力がある。』