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アインシュタイン『精神を大切にするというのなら、それとつながっている身体も大切にしなければなりません。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

何しろ、言う通り『身体』と『精神(心)』は繋がっている。従って、身体に不調が出れば、精神にも乱れが出るし、その逆も然りである。身体の体調を整えることは、心を整えることに繋がり、心を整えることは、身体の体調を整えることに繋がる。

 

『自律神経』とは、意志とは無関係に作用する神経のこと。これを正常に整わせる為には、前述したとおり、身体、精神、この2つが正常に保たれていなければならない。試しにその自律神経を軽んじて見るといい。たちまち『乱れ』に気づき、不調を訴えることになるだろう。

 

不調

 

キリストの言葉、『シラの書』の超訳として、

 

という記事を書いたが、心と身体は、繋がっている。この、当たり前だが極めて重要な事実を、今一度立ち止まって再考することは、価値がある。心と身体が繋がっていることを理解するために見るべきなのは、以下の内容だ。

 

世界的に有名な細胞生物学者のブルース・リプトン博士が書いた、『思考のすごい力』には、とても興味深い事実が書いてある。この事実は、今まで私の短い半生の中で、確かな違和感として覚えていた問題を、腑に落としてくれた。忘れようと思っても、忘れられない。

ある日博士は、大きな事故を起こした。生きるか死ぬかの大事故だったが、何とか一命をとりとめた。病院で彼は、運動療法(キネジオロジー)のリハビリを受けた。それまで彼はキネジオロジーを批判する側だったが、そういう特別な状況に陥り、やってみようかと思った。彼は、自分の名前を言いながら腕を前に伸ばし、上から押さえる力に逆らえと言われた。

 

『わたしはブルースです』

 

すると、軽く押さえられただけなので、たやすく抵抗できた。

 

(やはりくだらない)

 

博士はそう思った。だが次の行動が重要だった。今度は、『わたしはメアリーです』と言いながら逆らえと言われた。すると、腕がぱたっと下がってしまい、抵抗できなかった。何度やってもダメだった。これは、潜在意識に蓄えられた、以前学んだ『真実』と矛盾する事柄を意識が信じると、脳内で葛藤が起こり、その結果、筋力の低下が起こる、という、紛れもない事実だった。

 

 

もし心と身体が繋がっていなければ、このような現象は起こらないだろう。よく、高齢になって『もっと走れると思っていた』と言って、けがをした後に若き日の自分との身体能力のギャップに打ちひしがれる人がいる。

 

『精神を大切にするというのなら、それとつながっている身体も大切にしなければなりません。』

 

生命の老い、そして死は止めることはできない。いつまでも若々しい気持ちでいることには何の罪もないが、『自分の身体が朽ち果てない』と思っているのであれば、それは単なる過信であり、誤謬である。

 

私の祖母も、80代になって、何も段差がないところでつまづき、足を捻挫して入院してしまった。彼女は若いころ、社長夫人として血気盛んに生きて、何でも自分で出来、ある種の傲慢ささえ備え持っている人間だったから、その事故は大きなショックだっただろう。だが、同時に『傲慢』だったからこそショックを受けたのだ。人は必ず老い、そして身体は朽ち果てる。その決定的な真理から目を逸らさなければ、彼女は『自分は何でもできる人間だ』と思いあがることはなく、そこにあるショックは軽減されただろう。

 

『精神を大切にする』というのはどういう意味だろうか。彼女の場合で言えば、『傲慢さ』を助長させることがそれに該当するだろうか。見るべきなのは以下の記事である。

 

『人間の知性の高さと器の大きさは、受け入れなければならない事実に直面した時の、受け入れる時間の長さに反比例する。』

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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