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空海の名言・格言一覧

日本通称『真言宗の開祖』。空海画像

仏教の開祖

日本における仏教のその他の宗派とその開祖

名言一覧

12個あります

『心暗きときは、即ち遇うところことごとく禍なり。』

『もしその能に当たるときは、事、通すること快し。用、その宜しきを失すれば労するといえども益無し。』
『ものの道理を見る目が開いていれば、身の回りのものすべてが大事なものだとわかる。』
『つまらない人は、善行と悪行の区別がつかず、その因果も信じることが無い。目の前の利益だけを見ているので、その因果は必ず返ってくる。』
『善行をなそうとする人も、悪行をなそうとする人も、まず心の中でそれをなそうと決めてから、その行動をするものである。』
『道理に迷って苦しむのも、自分の中にある仏に目覚めて正しく励むのも、みな自分の決心次第である。』
『嫉妬は自分とそれ以外の人とは別々の存在だと思う心から生じる。』
『もし自分に適していることにその能力を使うなら、物事は極めてうまくゆく。しかし、自分に向いていない物事に、その能力を使うなら、労多く、益は少ないだろう。』
『人間は誰もが胸のなかに、宝石となる石を持っている。一生懸命磨いて、美しく光り輝く玉になる。』
『他人の利益をはかるように努めていると、苦しみの世界に行く因縁が消える。』

10。
『周りの環境は心の状態によって変わる。心が暗いと何を見ても楽しくない。静かで落ち着いた環境にいれば、心も自然と穏やかになる。』
『修行して悟りを得ようとする人は、心の本源を悟ることが必要である。心の本源とは清らかで綺麗な明るい心である。』

12。

 

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空海の格言と向き合って内省する

空海とは(画像

日本通称『真言宗の開祖』。空海(774~835年)は日本における真言宗の開祖で、密教を日本に導入した宗教・思想上の巨人です。現在でも歴史上もっとも有名な僧侶といってよいでしょう。また、書の分野での評価も高く、嵯峨天皇や橘逸勢とともに「書の三筆」の1人として数えられています。

幼名は佐伯真魚で、19歳で山林の修行に入り、29歳で遣唐使の留学僧として唐に渡ります。20年の予定での留学でしたが実際には2年間の滞在の後に帰国しています。しかしその間に得たものは多く、嵯峨天皇から高く評価されるなど影響力を高めました。また、中国から数多くの経典を持ち帰っており、天台宗の祖である最澄も一時期教えを請うほどの人物です。

別名として名高い「弘法大師」は死後醍醐天皇から送られたもので、全国各地で弘法大師にまつわる言い伝えが残っていることからも、いかに多くの人から愛されてきたかが窺えます。