Contents|目次

うつで悩む人が悟るべき事実は『諸行無常』だ

自分の思い通りにならないことで、うつになる。何か解決策はある?

『諸行無常』という真理を理解することが重要です。それを『知らない』からこそ、自分の思い通りにならないことで、うつになるのです。

先生

ソクラテスは言ったよ!『勉学は光であり、無学は闇である。』ってね!そう、ただ知ればいいだけなんだ!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

思い描いたシナリオの根拠とは

うつで悩む人が悟るべき事実は『諸行無常』だ。

 

 

と併せて考えていきたい。

 

上記リンク記事でも書いたとおり、うつで悩む人の共通点は、『自分の思い通りにことが運ぶと思っていた』という事実が、最初に存在しているということである。

 

 

それはつまり、自分の人生がスムーズにいくと思っていた。幸せな家庭生活が送れると思っていた。子供が、途中で、死なないと思っていた。夫が、途中で、死なないと思っていた。なるべく長い間家族の温かい時間を過ごし、老人になってから死ぬものだと思っていた。そういうシナリオ通りに、ことが運ぶと思っていた。

 

しかし、本当にそうだったのだろうか。誰が、そういう風になると言ったのだろうか。どこに、そういう事実になると、書いてあったのだろうか。もしかしたらそれは、自分の心が生み出した虚構であり、自分の幸せへの執着が生んだ根拠のない妄想だったのかもしれない。

 

先生

人間は幸せな人生のシナリオを思い描くものだね!確かにそれはいいことだよ!一つのシナリオとして大事にして生きていけばいい!それを原則としながら生きることで、少しずれても大黒柱にそのシナリオがあるから、また軌道修正しやすいしね!
でも、それはあくまでもシナリオってことっすね!

ハニワくん

先生

そうなんだ。依存するべきものではないってことなんだよ!元々そのシナリオに、根拠はないんだからね!
この章のまとめ
  • 自分の人生がスムーズにいくと思っていたことは、過信ではないか自問する。

真理とは、敵視し、逆らうものではない。味方につけるものだ

私は無宗教だが、仏教の開祖、ブッダは言った。

 

ブッダ

 

全ては流動変化していることを示唆した、ブッダの言葉である。これこそは、この世の真理を諭した、真の言葉だ。

 

時間は流れ、宇宙はうごめき、命の火は消え、物質は分かれる。
風は吹き荒れ、大地は鳴り響き、海は揺らいで、炎は燃え盛る。

 

全ては流動変化している。それが、諸行無常の言葉の意味である。それなのに、変化に合わせられない、変化しなければいいと願っているならば、そこにあるのは真理に逆らい道を見誤った一人の人間の姿である。

 

今日の調子が悪くても、明日、調子が良くなることがある。
今日の天気が悪くても、明日、空が快晴になることがある。

 

その『揺らぎ』や『真理』は、人間が太刀打ちできる領域なのか。『うつの時は自分のペースを掴むことが大切だ』にも書いた様に、タイガー・ウッズイチローといった超一流選手であろうと、これらを完全に支配することはできない。

 

暖炉に近づきすぎると体が焦げ、遠ざかれば温かいように、真理とは、敵視し、逆らうものではないのだ。味方につけるものなのだ。

 

 

この世は最初から諸行無常だった。それはおそらくこれからも未来永劫、数兆年という時間の規模で考えても、不変的な事実である。だとしたら人間がやるべきことは何か。人間がとるべき心構えとは何か。

 

先生

人間は、真理に逆らうことはできないよ!例えば、『1+1=2』という答えを、変えることはできないよね!そういう風に、人間側が真理に合わせる、っていうことを理解する必要があるんだ!下記に、僕がそのことについて書いた、極めて重要な文献を載せるよ!
先生、この記事は一番難しいやつっすよ!

ハニワくん

先生

テキいいんだ!それが現実なんだからね!スト
この章のまとめ
  • この世は最初から諸行無常である。