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小野小町『思いつつ 寝ればや人の見えつらん 夢と知りせば覚めざらましを』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

運営者

ふむ…。

考察

この歌の解説はこうだ。

『恋人のことを思いながら寝たから夢に見たのであろうか。夢とわかっていたら目を覚ましはしなかっただろうに。』

 

夢とわかっていたら、恋人と何か色々なことが出来た、という意味か。あるいは、ここで言う『恋人』とは、付き合っている人(自由に思いを伝えられる人)ではなく、単に『恋をしている人』のことだったのだろうか。どちらにせよ見えて来るのは、およそ紀元900年ごろにあった、『制限』の気配である。

 

女性差別問題や、黒人差別問題等、様々な差別の問題が、この500年以内だけで考えても多々あった。多くの人間が立ち上がり、意見をして主張し、時には革命を起こし、ようやく最近になって、差別の問題もかつてほどではなくなったわけだが、そこから更に500年1000年も前ということになると、一体どれほどの『制限』があっただろうか。

 

人々が『禁断の恋』に憧れ、酔いしれるのは、かつて強いられていた時代の人々が、強く念じた意識が血となって、それが色濃く受け継がれ、そして思い出すからなのかもしれない。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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