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ソクラテス『もし有罪の判決がくだれば、わたしに罪をかぶせたのは、メレトスでもアニュトスでもない。多くの人からの悪口や嫉妬、妬む心なのだ。』


ソクラテスの言葉


古代ギリシャ哲学者 ソクラテス(画像

 

冤罪というものは、そこらじゅうにはびこっているものだ。裁判沙汰になったり、警察が介入したりするような大掛かりなものでなくても、 まず発端として、最初に、その辺にはびこっている。

 

誤解、勘違い、思い違い、思い上がり、思い込み、 妬み、嫉み、美化、正当化、歪曲、援用、捏造、隠蔽。

 

はびこるという言葉の意味とは、『良く無いものが広く浸透してしまっている』という意味だ。その通り。はびこっている。ソクラテスの時代からずっと。今も尚、ずっと。恐らく人間がいる限り、ずっとあることだろう。

 

ソクラテスは言った。

『これまでもこのケースで、多くの人物が罪を着せられ命を失ったが、わたしで終わらず、これからも続くだろう。 とにかく、嫉妬心ほど恐ろしいものはないのだ。』

 

インターネットが登場し、ネットへの書き込みによる誹謗中傷、嫌がらせで自殺する人間も大勢出るようになった。まがまがしい人間の邪な心が安易に表に出て、 人が死んだとき、その死んだ人の写真を検索する人間が登場し、人間の愚かしさを嫌というほど思い知るようになった。

 

だが、 私はこれを逆手に取りたい。例えば、他の動物や虫を考えたとき、どうだろうか。さっきまで生きていた仲間や、生命が無くなった。その死体に群がり、あるいは肉を食らい、自分たちの生きる糧にするシーンを見ないだろうか。

 

私は見たことがある。それについて私は、『残酷だ』というより、『シビア』、 そして、『これが生命なのだ』と、思い知らされたものだ。

 

人間は言葉を使う。そして、動物よりも遥かに多くの、表現方法を持つ。繊細な心も持つ。だからそれらの条件が積み重なって、酷いな、残酷だな、と思うことがあるのだが、ソクラテスやブッダの生きた2500年も前からこういうことがあり、そしてソクラテスもそう言うのだ。

 

恐らく、これが人間なのだろう。

 

私たちは、人間を生きて、人間を見ているだけに過ぎない。つまりインターネットは、『人間の人間本位な考え方』を駆逐する一つのツールになった。『美化』出来なくなったのだ。『まがまがしいこっちの一面』が、人間の本性なのだ。

 

しかし、だからといって何をしていいわけではない。だからといって、人間が動物に成り下がってしまってはならない。そうなるのなら、もう地球のリーダーの座から降りるべきだ。

 

キリスト教の7つの大罪では、

嫉妬、怠惰、憤怒、傲慢、 暴食、色欲、強欲。

 

があり、『嫉妬』は、人間にとって極めて罪深い、大罪である。キリストの言う『罪』とは、紐解いて追及すると、 ヘブライ語の『的を外す』という言葉に辿り着く。的を外す、つまり人間の心を、間違った方向に向けてしまう。それが『罪』なのである。

 

我々は確かに、ただの人間だ。だがそれでもこの地球の生命を代表する、リーダーだということを忘れてはならない。

 

『本性』など誰にでもある。だがそれがどうした。それに屈するな。それを支配する動物こそ、人間。 人間こそ、地球のリーダーに相応しいのである。

 

 

 

※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、オーナーが独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

 

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確かに人間は、闘わなければならない。だが、その相手は『外』にはいない。


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ソクラテス『もし有罪の判決がくだれば、わたしに罪をかぶせたのは、メレトスでもアニュトスでもない。多くの人からの悪口や嫉妬、妬む心なのだ。』


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