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孔子『人を使うときは、使われる人の気持ちを軽んじるな。』


孔子の言葉


儒教の始祖 孔子(画像

 

とにかく、人に使われるということは、使う人よりもどこか劣っているのである。年齢なのか、経験なのか、スキルなのか、人徳なのか、どちらにせよ、上司というものは卑怯な手を使ったのでない限り、往々にして能力があるからこそ、適任とみなされているのである。

 

中にはその『卑怯な手』さえ、『処世術』として崇められることさえある。どちらにせよ下にいる者は、それらの事実と真摯に向き合う謙虚な心構えで、自分のやるべきことを考えることが一番である。

 

愚痴を言う暇があれば身体を動かすのだ。そういう無意味な時間を過ごすことこそ、その者が、下にいる確固たる証拠なのである。また、上にいる人間は上にいる人間で、使えない部下を、そのまま『使えない人間』に留めておいてはならない。

 

ある本にはこう書いてある。

『あなたの部下が自分の思い通りにならなくても、怒らないでください。あなたよりも能力がないから、彼はあなたの部下なのです。あなたが教えてあげなければならないのです。』

 

結局、上司も部下も、自分本位にならず、相手の立場に立って思いやる心を忘れず、謙虚な気持ちと、いつでも切磋琢磨の状況に身を置くような、そういう緊張感を持って接するべきである。

 

『人が、人を使う』というだけで越権行為に近い。そういうことを常に心の片隅に置きながら、協力して能力を補い合い、高め合っていくのが相応しいのである。

 

 

参照:人の言に曰く、君たること難し、臣たること易からずと。

(子路第十三-十五)

 

※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、オーナーが独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

 

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