偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
確かにそうだ。そしてそれは、兄弟や姉妹の間でも同じことが言える。どんなに表層上では飄々としてそれを祝って見せても、実際の部分では、ほんの少しは必ず嫉妬心があるはずだ。しかし、私は例えば、20歳年の離れた、とある少女の活躍に対しては、極めてその嫉妬心が小さい実感を覚えている。もちろん、皆無ということはないかもしれないが、しかし人間関係の中でも、その少女に対しては極めて嫉妬心は小さい。
そして、実の兄弟や姉妹にもう一度戻って考えてみると、やはりそちらの方が嫉妬心が大きい。莫大ではないが、その少女と比べるなら、大きいということになる。このことからわかるのは、おそらく人間は、『自分と境遇が似ていればいるほど、相手に自分を重ね合わせることが出来、自分と同化したその相手が、自分よりも優れた結果を捻出していることを通し、自分の不甲斐なさを覚える』可能性が高いということだ。
例えば、虫や動物や宇宙の謎の生物が、彼らにとって極めて価値の高い、例えば石ころや糞などを大量に持って居たり、異性からモテモテ、という話を聞いたところで、別に何とも思わない。全く感情移入できないからだ。重ね合わせることが出来ない。友人というのはその中でも、自分と『同列』にあるとされている存在。ライバル(好敵手)という言葉もあるくらい、やはり対抗心が燃えてしまうことはやむを得ないのである。
しかしだとしたら、『切磋琢磨』すればいいだけだ。ライバル心が燃えるからこそ友人なのだ。自分を成長させてくれるそうした友人を、大切にしなければならない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言。なぜ『1万』じゃないのか。それは『内省の後半になるにつれ、同じ的を射る言葉が増えた』からです。そしてそれらの真理は、『38の黄金知』としてまとめました。人間が生きる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ