Index

ドイツの諺『幸福は婦人に似ている。若い者を好み、移り気だ。』

考察

『幸せだ!』とか『絶望的だ!』などとテンションを上げ下げして浮つくのは、往々にして若い人間によく見られる光景である。

 

私も10代の頃は、テンションの振り幅が大きかった。情勢や環境、運に反応して一喜一憂していたからだ。つまり『地に足がついていない』。だから『一喜一憂』してしまう。地に足がついていれば、反応的に人生を送ることはない。『喜』に心を支配されてそれに依存することもなければ、『憂』に心を支配されてそれに依存することもないのだ。

 

それをさざ波程度の小さな波で考えた時、海辺で地に足を付けていなければ、波が来たとき、引いたときに波にのまれる。だが、地に足がついていれば、波が来たとき心地よく、引いたときにもくすぐったいだけで終わる。

 

人には事情がある。地に足がつかなくなるときは、高齢になってもあるだろう。そのときはあえて、さざ波に身を任せることも、面白そうだ。

 

波

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

🧭『38の黄金律』へ

※『38の黄金律』は、有料コンテンツとしてより深い考察をお届けしています。

 

🔎 名言の背景にある“思想の源流”を探る

※『黄金律』以外の知的コンテンツのほとんどは無料です。

関連する『黄金律

『足るを知る者は富む。足るを知らぬ者は貧しい。』

ドイツの諺