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ラ・フォンテーヌ『どんなことであれ、その結末を考えておくことである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

様々なことが考えられる。例えば、『映画製作』などにおいてもそうだ。まず先に結末を考え、その結末を最高のものに仕上げられるように、その前に沸き起こる最高のストーリーを演出する。そういう手法があるのだ。北野武などは、このような手法を使っている。

 

 

また、全ての場面における『計画・戦略』においてもそうだ。結末がない計画などない。必ず、その計画の目的、ゴールがハッキリしていて、それを達成させることが、その計画・戦略の結末となる。しかし、もう一階層深く考えたい。『レッドクリフ(赤壁の戦い)』における、ある一コマだ。天才軍師、周瑜と、同じく天才軍師、諸葛亮孔明は、圧倒的な群を率いる敵対国、『魏(ぎ)』の国に対抗するために、知恵を絞って突破口を切り開いた。

 

周瑜は、『メタの世界』を操り、偽の情報を掴ませ、敵をかく乱させた。諸葛亮孔明は、『草船借箭の計(そうせんしゃくせんのけい)』によって、相手の矢を実に5万本盗んだ。それらは当然、『計画・戦略』だった。しかし、その戦略の『結末』は、偽の情報を掴ませ、撹乱させることでも、矢を5万本盗むことでもなく、戦争に勝つことだった。

では、戦争に勝ったあとはどうなるだろうか。その後、天下泰平とした平和が間違いなく、来るのだろうか。それとも、負の連鎖が始まってしまうのだろうか。そう考えると、『結末』を考えられる人間などいないのだ。最終的には、『人間、地球、宇宙の結末』まで辿り着くわけで、それを見定め、見極めることは出来ない。

 

だとしたら、我々が考えられるのは『限定的な結末』である。『それしかできない』のではない。『それができる』のだ。そう考えて、せっかく与えられた『結末を想定できる能力』をいかんなく発揮し、悔いのない人生を生き貫きたい。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

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こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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