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安岡正篤『我々の生活が自堕落になったとき、心から馬鹿と叱ってくれる畏敬する人を持つ者は幸いだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

要は、そういう『メンター』、つまり、精神面を指導してくれる師匠のような存在は、普通、『いない』のである。それが、『いる』ということであれば、それは当然幸せなことだ。FacebookのCOO、シェリル・サンドバーグ、著書『LEAN IN』でこう言っている。

Googleにいた頃、非常に優秀な若い女性に数年にわたって注目し、彼女が重大な決定をする局面で折に触れてアドバイスをした。『メンター』という言葉は使わなかったが、彼女の成長の為にたくさんの時間を費やしたつもりだった。だからある日彼女が、

『私はメンターはいなかったし、私を見もあってくれる人は誰もいなかった』

 

とひどくあからさまに言った時、私はびっくりしてしまった。そこで、

『あなたはメンターをどういう意味で使っているのかしら』

 

と質問してみた。彼女曰く、『少なくとも週に一時間は話し合いをする相手』だと言う。私は微笑み、それはメンターではなくセラピストだと思ったけれども、何も言わなかった。

 

 

ここでいう『セラピスト』なら、金を払えば見つかるだろう。だが、無償でそれを行い、心底から叱ってくれるという『メンター』は、なかなかいるものではない。もし自分にそういうメンターがいるのであれば、それは奇跡だ。被害者ヅラをして愚痴を言っているのであれば即刻態度を改め、その存在に感謝するべきである。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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