偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
ふむ…。
運営者
考察
『+αの魔法』だ。人間は+αを大事にしなければならない。そうすればその分が自分に返ってくることにもなる。自分だけが得たい、得をしたいと思っている人間は多いが、その逆を行くのだ。むしろ相手に、+αをしてあげるのである。
例えば、『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンは、無実の罪なのに、投獄されたわけだそして、出所して生きるために、教会から銀の食器を盗んだ間もなくすると、その教会の牧師に見つかった。しかし牧師はこう言ったのだ。
よかったらこの銀食器も、持っていくがいい。
この場合、牧師はまず物理的に傷ついた(損失を出した)わけだ。しかしそれだけではなく、むしろ違う銀食器をも彼に差しだして彼の心境を想った。ジャン・バルジャンはそれを受け、自分のやったことを心から悔い改めた。牧師も、冥利に尽きるだろう。人を救うために、愛を説くために彼は牧師になったのだ。こういう+αの一歩が、人間を、世界を、変えていくのである。
MEMO
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
Check
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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