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松下幸之助『当たり前のことを適時適切に実行するというところにこそ、商売なり経営の秘訣があるといえるのではないでしょうか。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

 

以前書いたこの記事のスピンオフである。この記事では、人間の傲慢さを戒めるようなそういう内容を書いたが、今回の言葉が、『その後に続く言葉』だとなると、また書く内容は変わってくる。

 

松下幸之助は、こう言ったというのだ。

『利益を上げるためには仕入れ値以上の価格で売る。また借金をする前に、まず集金に全力を注ぐのが本当で、それでもなお資金がいるときに、初めて他から借りるべきでしょう。それが雨が降れば傘をさす、天地自然の理に従った姿です。言葉に表してしまうと極めて簡単で、当たり前のことのように思われますが、この至極簡単、当たり前のことを適時適切に実行するというところにこそ、商売なり経営の秘訣があるといえるのではないでしょうか。』

 

 

当たり前のことを、当たり前に、忠実に守る。これを聞いて思い出すのは、『星野リゾートの教科書』で見た、星野佳路の経営哲学だ。ここで紹介された本は、とても役に立つ本ばかりだった。

 

  1. 『ニューポジショニングの法則』
  2. 『マーケティング22の法則』
  3. 『ブランディング22の法則』
  4. 『真実の瞬間』
  5. 『ONEtoONEマーケティング』
  6. 『1分間顧客サービス』

 

全て参考になったと言って間違いない。こんな『教科書』を習って『教科書通りに実行する』ということは、普通に考えると、容易ではない。しかし、それを『いや、容易だ』と考えられる人間だけが、本来、経営の舵を握る資格がある人間なのである。

 

私は経営者だが、それよりもしっくりくるのは『自由人』である。所ジョージのような生きざまが近い。冠婚葬祭には一切出ないし、人生を思い切り楽しもうと思っていて、年をとっても金髪にすることに何の抵抗もない。私と松下幸之助の生きざまはおそらく違う。しかし、彼の言葉はすべて納得できるものばかりである。それが事実なのだ。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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