偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
私の部下が、その代表である。自分のその『矛盾』に気づいていないのだ。プルタルコスのこのケースで言えば、『失いたくない』と言って損失回避をし、『必要な物を手に入れる』という機会損失を起こしている。結局『損失』を出しているのである。部下のケースで言えば、『僕はエアコンの汚れを見たくない』と言って『エアコンの掃除』をせず、その送風によって、自分、あるいはその身の回りの人間に悪臭漂う送風をし続け、結果的に自分の不利益に繋げてしまっている。
『エアコンの掃除』に関する詳細は、ブッダの記事、
ここに書いた。私の部下は、『THE・執着くん』であり、『THE・未練くん』である。自分の口から、どれだけ『情けないです』という言葉を言ったとしても、
などと言って、『子孫の繁栄』を願うことが出来ない。自分の人生がろくでなしでも、自分の人生を全て子供の教育に使い果たせば、その子供が、自分の分を遥かに超えた結果を出す、一流の人間になることはある。しかし、それを覚悟することが出来ないのだ。
などと言って、どこまでも未練と執着にまみれた人生を送ってしまっているのである。
私は、それが『間違った考えである』ということについて、彼の入社初月から話をしているのだ。あれからもう7年の月日が流れた。私は6年ほど前、
とその部下に言ったが、私の直感は的中した。少しも成長していないとは言わない。しかし、有限のこの人生の時間の中で、彼が進める距離は、知れている。
未練があり、執着するのが人の常。
…と、思い込んで正当化している間は、永久に負の連鎖から抜け出すことはできない。
まずは『7年』だ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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