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ニーチェ『君は言う「善行のためには戦いを犠牲にせよ」と。私は言う「善戦のためには万物をも犠牲にする」と。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

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考察

これをイスラム教の『聖戦』の話で考えてみる。彼らが『聖戦(ジ・ハード)』という名目でテロ行為を行っているのは、『これはテロではなく、聖戦だ!』という言い分があるからだ。これをニーチェのこの言葉の『善戦のためには万物をも犠牲にする』という言葉と照らし合わせると、この後者の言葉がイスラム過激派の意見と同じものとなる。

 

また、前者の『善行のためには戦いを犠牲にせよ』だが、これは『戦いを犠牲にする』のだから、『戦うことをやめる。諦める』という解釈となる。これは、前述した後者的な発想をする人間の意見と対立する言葉である。

 

但し、人間が唯一許されている、いや、むしろ必ず行わなければならない戦いがある。

 

ドストエフスキーは言った。

 

聖書における『ヘブライ人の手紙』には『父が子供を叱るとき』について、こう書いてある。

『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』

 

つまり人間には『聖性と魔性』の両面がある。

 

 

その内、父が子を叱った場所には『愛(聖性)』が宿り、『魔が刺した』人間には『罪(魔性)』が宿っていることになる。だとしたら、見えて来るのは『聖性を優位にし、魔性を劣位にする』ということで、そこにあるのは、魔性と聖性の真剣勝負である。更に言えば、昨今一部の狂信者が世界を騒がせているが、 イスラム教における『ジ・ハード(聖戦)』とは、何も人を惨殺することを許可する、という凶悪な概念ではない。

 

『神の為に奮闘する』ことを意味し、つまり、その『神』というものは、しばしば『愛、真理』と『=』であると考えられるわけで、例えば、『人に裏切られ、殺意を覚えた』というとき、そこに現れるのは間違いなく『魔性の疼き』であるわけだが、しかし、それを聖性の力で劣位にさせよう、という『闘い』こそが、この『ジ・ハード(聖戦)』なのである。

 

前者と後者の『聖戦』に対する見解が違うのだ。現に、真のイスラム教徒からすれば、過激派のような人間を、

 

真のイスラム教徒

あのような人々とイスラム教徒を一括りに見て欲しくない。

 

と言っているわけで、ここにあるのは意見の相違である。前者は、

『人が戦いをしてしまえば、それは悪行となる。だから、善行だけをして生きていくために、人は戦ってはならない。』

 

と言っているようにも見える。しかしそう言う彼らも実際は、この『聖性と魔性の真剣勝負』を行っているわけだ。

 

(相手が憎い。争うかどうか迷う。だが、それをしてしまってはならない。それは悪行だからだ。)

 

という『葛藤』が行われているわけで、その戦いに勝利したからこそ、その様な理性的な発言をしたのだ。

 

後者は、『万物を犠牲にする』と言っているぐらいだから、万物=宇宙にあるあらゆるものなわけで、それを犠牲にしても、自分が信じる『善戦』をするべきである、という印象を受ける。ということは、ここでいう『聖性と魔性の真剣勝負』という内的な争いではなく、実際に、建物や、人や、海や、山を犠牲にしてしまう、実際に行われる争いのことを言っているように見え、しかもそれを『善戦』と言っていることから、後者は単なる勘違いした人間、ということになる。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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