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デール・カーネギー『議論に勝つ最善の方法は、この世にただひとつしかないという結論に達した。その方法とは「議論を避けること」だった。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

しかしそれでは『勝った』とは言えない。『nodeal』だ。dealが取引成立、nodealが取引不成立、そしてwinが勝利で、loseが敗北だ。WIN-WINの関係になることを考えなければならない。スティーブン・R・コヴィーは、著書『7つの習慣』でも、『nodeal』ではダメだと言っているわけだ。

 

 

しかし、カーネギーほどの人物ならそんなことはわかっているだろう。日本語訳のミスとか、これを言った場所や環境とか、そういうケースも想定しなければならない。では、このカーネギーの『議論を避けること』を正当化させる為に必要なのは何だろうか。それは例えば、『孫子の兵法』である 。

 

 

その兵法の極意の解釈を、『戦わずして勝つ』としている人間が、あまりにも多すぎる。だが実際は違う。『戦わずして負けない』が正確な本質である。つまりここには今、『勝つ』とか『nodeal』とか、そういう言葉が飛び交っているが、実際は『克つ』であり、『負けない』。つまり、争いから逃げるのではなく、『争いにならないように前始末をする』、という考え方なら、誰もが納得できる、叡智ある結論となる。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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