偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
タモリは『表裏的』な人間を見破る目を持っている。『慇懃無礼(いんぎんぶれい)』という言葉を知っていたことからも、それは明白である。慇懃無礼とは、表層では礼儀正しく、敬まっているように見せかけても、実際の部分では相手を見下している人間の心の様子。そのようにして、人間にあるその表裏的な実態に気づいている人間は、文字通り、表層に出ていることと、実際の部分との違い、温度差、ギャップ等を、見抜く力に長けているのである。
私もこの言葉を言う気持ちはよくわかっていて、例えばビジネス用語で、『お願い致します。』とか、『かしこまりました。』等の『それっぽい言葉』を並べ立て、さも自分が優秀な仕事をしている様に見せるが、実際の部分では仕事を『金儲け』だと思っていて、相手を敬っていなかったり、そう振る舞う自分を俯瞰で見て、悦に入っている、という自分本位な人間を多く見かけたことも手伝って、私は、あまりそういう言葉を使わないようにしている。
もし相手に敬意があるなら、『行動』に移せるはずだ。それを淡々と、恩着せがましくなく実行するのである。新渡戸稲造はこう言い、
『信実と誠実となくしては、礼儀は茶番であり芝居である。』
ブッダはこう言い、
キリストはこう言い、
孔子も、
こう言っている。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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