偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
私がある仕事をするとき、資格が必要で、それを取ろうかどうかを知人に伝えたところ、
と言って、その人間は、私の目を見て、反応を伺った。私は彼のその態度に失望し、その後すぐに資格を取った。確かに一度は落ちたが、二度目の試験で受かった。別に彼が演出して、ほのめかしたような事実はなかった。淡々と、その資格の勉強をし、そしてそれを受けたことで普通に取れた。
彼は一体、何がしたかったのだろうか。いや実は、私はその心理を全て明確に説明することが出来る。簡潔にまとめると、
- その資格取得によっていつも隣にいたはずの私が遠くへ行ってしまう様な気がする
- 自分の今いる現状の居心地が悪くなる
というこの二大ポイントが、彼の目を曇らせ、言葉を汚したのである。
彼には『無限の選択肢』があった。例えば、
男性
と言う、選択肢もあったのだ。だがその無限の選択肢の中から、彼はそんな態度を選んでしまった。私は長い付き合いだから手に取るようにわかった。わかったから、尚の事心に残った記憶となったのだ。私からすれば、彼がやったことの方が、人の道を考えた時に、取るのが難しい態度だ。困難を極める。それをすれば、人間関係が崩れることは、人の道を考えた時に容易に想像できるからだ。しかし彼は私とは真逆、つまり今回のゲーテの言う通りの図式が、たしかにこの時当てはまったのだ。
『人生は、愚者には困難に見えるとき賢者には容易に見え、愚者に容易に見えるとき賢者には困難に見える。』
私が賢者だと言っているわけではない。しかし、このときばかりは私が賢者で、彼が愚者であったことは間違いないだろう。自制の効かない20代の頃の話だ。こういうことはよくあることである。ただ、私としてはとても大切な友人だったので、とても残念だったのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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